Noa

30代元会社員、現在は無職の主婦。キャリアを中断して不妊治療に専念しています。

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最近の記事

次に向けて気合いの入れ直し

黄体ホルモンの補充停止後に始まった生理の3日目、クリニックにて診察を受けた。 初回の移植は陰性で終わったが、子宮内をエコーで確認する限り卵巣の腫れはなく子宮内の状態も良いとのこと。移植に使用した胚はとても良い状態のものだったので、診察にあたってくれた理事長先生は一緒になって残念がってくれた。 そんな様子の先生に「今回は残念でした。でも先生のおっしゃってた通りに頑張っていきます」と、伝えた。 すると先生は「結果を出していきましょう!その為には手段を選ばないという姿勢も時に

    • 心がスッと楽になった根本的な違い

      初めての移植の結果は陰性だった。 妊娠判定は自宅で検査薬を使用し、翌日クリニックにて診察を受けるよう指示を受けていた。検査薬の結果を確認する際、一番に願ったことは「どうかこれからも笑顔で過ごすことができますように」だった。 そのおかげか、結果を確認した後はわりとすぐに気持ちを切り替えて過ごすことができている。もちろん陰性だったことへのショックはあったし悲しい気持ちにもなったが、否定的な感情やネガティブな思考に陥ることはなかった。 自宅での検査翌日、クリニックにて陰性であ

      • 胚移植を終えて

        先日、凍結保存していた胚の移植を行った。 排卵日から数えて移植の予定日が決まり、実際に移植を行うかどうかはその日の朝に検査をした後決定する模様。 移植予定日当日。朝一番にクリニックへ行き、エコー検査とホルモン値確認のための採血を受けた。子宮内の状態は良いとのことで、ホルモン値の結果が分かり次第追って連絡をするとのこと。 本来であればここで黄体ホルモン補充のための注射も行うようだが、自己注射の際に軽いアレルギー反応が出たため、ひとまず移植が決定するまで注射は見送りとなった

        • たまに触れる異文化に刺激を受ける

          今朝のできごと。 保有しているとあるアカウントについての問い合わせをするため、アメリカにあるお客様センターへ電話をかけた。要件はログイン時に必要な認証コードを受け取るため、登録してあるオーストラリアの番号から日本の番号へ変更したいといった内容。 最近は日本語のみで生活をしているので英語を話す機会は約半年ぶり。指定された番号にかけると女性が出た。明るい声をした若い女性のようだ。 Customer Service Representative: How can I help

        次に向けて気合いの入れ直し

          自己注射を乗り越える[9日目〜10日目]

          8日目の注射を終えたところで、再び卵子の状態を確認するためにクリニックを訪れた。複数の卵子が順調に育っているようで、腹部のエコー画像には卵巣の中でひしめき合っている様子が確認できた。その影響からか下腹部が張って重く、長時間歩くことは少し困難に感じた。 それでも不妊治療を一緒になって頑張ってくれている自分の身体に感謝の気持ちでいっぱいになった。それと同時に何だかとても温かい穏やかな気持ちになった。 採卵するにはあと2日程様子を見た方が良いとのこと。そこで、これまで使用してい

          自己注射を乗り越える[9日目〜10日目]

          自己注射を乗り越える[1日目〜8日目]

          トレーニングを受けて以来、湯船に浸かりながらもうすぐ始まる自己注射の手順のイメージトレーニングを繰り返した。「私が感じている注射に対する恐怖心は妄想で、そこまで怖いものではない」といった自己暗示もかけるようにした。 自己注射開始の前日、クリニックにて最初の4日分の注射器などの道具と薬液を受け取る。注射は毎日午前中に行うことにした。 1日目〜4日目 卵巣刺激のホルモン剤 2本 自己注射初日の朝。まずはクリニックで教えてもらった通り薬液を作り注射器の準備をする。トレーニング

          自己注射を乗り越える[1日目〜8日目]

          自己注射を乗り越える[トレーニング編]

          体外受精の治療には、もれなく卵巣刺激や早発排卵防止のための自己注射がついてくる。血液検査やワクチン接種など注射をする機会は幼少期から度々訪れるが、世の中にはそれが「平気な人」と「苦手な人」に分かれると思う。 注射の記憶でよく覚えているのは、小学生の頃に学校で受けたワクチンの集団接種。当時同じクラスにA君という注射が大の苦手な男の子がいた。ワクチン接種の日になるとA君は保健室に並ぶ前からぐずりだし、注射器を持った先生の前に座るころには泣くわ叫ぶわの大騒ぎ。これはあくまでも噂だ

          自己注射を乗り越える[トレーニング編]

          大人になったいまだからこそ勉強したい

          前職で正社員として働いていた間、約2年程社会人学生としてオーストラリアにある大学院へ通った。 通ったと言っても、当時はコロナの真っ最中。政府による規制で授業はオンライン上で行われていたため、実際にキャンパスにて授業を受けたのは規制が解除された最後の3か月程度。 就学中ほとんどの期間、通学する時間が省かれたことはフルタイムで働く身としては何かと都合が良かった。それでも毎週のように課題に追われ、仕事の合間を縫っては予習と復習を行い、夕方からの授業に間に合うよう業務を調整し、そ

          大人になったいまだからこそ勉強したい

          初めての採卵

          数週間前に初めての採卵に挑んだ。 私たち夫婦は体外受精からの治療スタート。通常はタイミング法、人工授精、体外受精へとステップアップしていくものとのことだが、検査結果と私の年齢からすぐに体外受精へと進めたことはとても良かった。 採卵の前段階、自己注射についてはまた別の機会に書きたいと思う。 約1ヶ月の準備期間を経て迎えた採卵の日。当日は朝早くから目が覚め、絶飲開始時間の少し前に水を一口飲み、落ち着かないままクリニックへ。休日だったため私以外の患者はほとんどいない静かな空間

          初めての採卵

          物事には必ず意味がある

          私は現在無職。それまでは正社員としてフルタイムで働いていた。 退職のきっかけは結婚&夫の仕事に伴う海外移住。現地の弁護士に配偶者である私の就労に関する規定について確認し、キャリアを継続するために移住後に現地で仕事を探すつもりでいた。 ところが、なんと。移住まであと半月というタイミングで、就労許可証取得条件の関係で現地での私の就労が難しいとの事実を知ることに。その頃は既に退職をし契約していたマンションの引き払い日まであと僅か、家財道具などの売却や破棄など移住に向けて着々と準

          物事には必ず意味がある