杉並トランスジェンダー差別を止める会

2023年4月の杉並区議会議員選挙において、田中裕太郎候補(現区議)が選挙公報へ差別煽…

杉並トランスジェンダー差別を止める会

2023年4月の杉並区議会議員選挙において、田中裕太郎候補(現区議)が選挙公報へ差別煽動表現を行い、選挙管理委員会はこれを黙認。2024年2月13日(火) 区民有志によって、東京弁護士会へ人権救済を申し立て、東京法務局へ人権侵犯被害を申告予定です。

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会計報告

2023年4月の杉並区議会議員選挙において、田中裕太郎候補(現区議)が選挙公報へ差別煽動表現を行い、選挙管理委員会はこれを黙認しました。 社会の課題解決を被害当事者のみへ背負わせる現状の構造を憂慮した杉並区民有志によって「杉並トランスジェンダー差別を止める会」が立ち上げられ、2024年2月13日(火)に東京弁護士会へ人権救済を申し立て、東京法務局へ人権侵犯被害を申告を行いました。 同日行われた記者会見の場において活動資金のカンパをお願いしたところ、多くの皆さまからのご協力を

    • 意見書全文 鈴木信平

      2022年12月22日 「(仮称)杉並区パートナーシップ制度等区民説明会」に足を運んだ私は、会場に入る手前で近年感じることのなかった、恐怖に近い感情を抱きました。 説明会場である区役所の面する交差点で、和装の方がマイクを手に声を荒らげていました。内容を聞いてみると「女性を名乗る男性が女湯に平然と入るようになる」「杉並区は、危険で野蛮な区になる」といった内容でした。隣にある大きなプラカードには「女装男を女風呂に通すな」と大きく書かれていました。 最初はとても過激で極めて特殊な思

      • 意見書全文 池田香代子

         私は性自認と性指向がマジョリティに属する杉並区民です。この立場から、田中ゆうたろう杉並区議会議員(以下「区議」)の言動は性的マイノリティにとどまらず、性的マジョリティを含む人びと一般の人権を侵害するものと考え、救済を求めます。  区議は、2023年杉並区議会議員選挙の選挙公報に、ある男性のイラストを載せました。それは、後退した額の生え際、まつ毛を強調した上目遣いの目、鼻毛の出た団子鼻、顔の長さの3分の1を占める長い鼻の下、無精髭に囲まれた分厚い唇、何事かを期待するかのように

        • 意見書全文 金正則

          2023年4月、杉並都議会議員選挙の選挙公報が届き、田中ゆうたろう候補(現議員)の記載内容を見て、これが隣の家に、そして杉並区のすべての家々に届いている異常な様子が浮かびました。偶然でも子供や学生が目にすることも、一人で暮らすトランスジェンダーもいるだろう。一瞬、「そうなの?いやだ、怖い」と思わせるイラスト。これがヘイトスピーチだと判断できない人もいるかもしれない【参考①】。選挙公報に載ることで、それが公に咎められない、認められた主張の一つであるという印象を社会に与えるとも思

          【終了】活動費用カンパのお願い

          (4月30日更新) 4月30日をもって、カンパのお願いはいったん終了といたします。 多くのご協力、まことにありがとうございました。 また、口座利用にご協力をいただいた「のりこえねっと」の皆さまにも、心より御礼申し上げます。 当申し立てに必要となる費用カンパのお願いです。 いただいたカンパは、代理人弁護士相談費用および記者会見会場費、配布資料印刷費などの実費に利用させていただきます。(目標金額¥200,000) 目標金額を超えた場合は、利用方法について公式Twitter(現X

          【終了】活動費用カンパのお願い

          【東京法務局への申告/東京弁護士会への申し立て】

          2023 年 4 月の杉並区議会議員選挙において、田中裕太郎候補(現区議)が選挙活動、「選挙公報」においてヘイトスピーチ(差別煽動表現)を行い、選挙管理委員会はこれを黙認  2023 年 4 月 16 日告示~4 月 23 日投票の期間に行われた杉並区議会議員選挙の「選挙公報」(全戸配布)において、立候補者の田中裕太郎氏はヘイトスピーチ(文言、画像)が含まれる内容を掲載し、トランスジェンダー当事者に対して人権侵害を行いました。杉並区選挙管理委員会も、区民からヘイトスピーチの

          【東京法務局への申告/東京弁護士会への申し立て】