うまくいっている人の考え方

今回のメインテーマは「自尊心」を高めることである。

自尊心とは簡単に言うと「自分を好きなになって、素晴らしい人生を送ることができると信じる気持ち」の事である。

最近自尊心がない人が多いだろう。自分はダメな人間で、みんなよりも劣っていて、欠陥だらけの人間だと思い込んでいる人が。自尊心が低い状態では何をやっても成功しないし、そもそも勇気をもって行動することもできない。

今回の記事を見ればネガティブな考えを払拭して、自分の可能性を信じることができるようになるだろう。

★参考動画★

ステップ1:失敗したら悩まない。反省だけする。

1つ目は「自分を許す」である。ミスをした時に自分の価値が0になったと思い込んでひどく自分を責める人がいるだろう。

例えば受験や就活で失敗した時なんかは「自分はなんてバカなんだ」「生きている価値がない」と自分自身を非難してしまう人がいる。そういう時は自分を許してやるのだ。

こういう人は「ミスしたら自分の価値は0になった」と思い込んでいる。だが受験に失敗しようが成功しようが、元々のあなたの価値は変わらない。そもそも人生何度も壁にぶち当たるのだ。そのたびに悩んでいたらきりがない。

だがミスしたのに能天気で居ろというわけではない。「反省はする」だけど「悩むな」というわけだ。反省して、次どうやったらうまくいくのか。それを考えるだけでいい。

悩んでいたら誰かが手を差し伸べてくれるのはディズニーの世界だけだ。そもそも悩むというのは考えていない証拠なのだ。

「ああ、俺はもうだめだ」とか「生きている意味がない」とか、これは何も考えていないのと同じなのである。

ミスしたら自分の価値は0じゃない。ミスのおかげでむしろ知恵や体験を得られたんだと考えるのだ。ゲームでも死んで覚えることがあるのと全く同じだ。

落ち込むのではなく、どうやったら次うまくいくのかだけを考える。うじうじ悩んでいる時間が人生でもっとも無駄な時間である。

ステップ2:自分で考えて自分で決める

次は「自分で考えて自分で決める」である。大人と子供の違いは自分で決めているかどうかだ。

子供はすべて親に決めてもらう。だから何かあっても親が責任を取ってくれる。だが大人になったら自分で決めなければいけない。

なかなか自分で考えることができないといっている人は、本当は責任を取りたくないから考えないのだと思う。

例えば、誰かの指示で株を始めてもし損をしたら、その誰かの責任にできるし。誰かが選んだお店で食事をするときも、もしそのお店が不味かったらそのお店を選んだ人のせいにできる。

責任を負いたくないから誰かに決めてもらっているだけなのだ。だが、どんなサプリメントにも合う人と合わない人がいるように、全員にとって満足のいく選択など存在しない。

みんな味覚や考え方、体質が違うように、糖質制限がが合う人と合わない人がいるし、株のインデックス投資が合う人と合わない人がいる。だからその中から最適だと思うものを自分で考えて自分で決めることが大切なのである。

もう一つ、自分で決めなければいけない理由がある。それは常に他人に決めてもらっていると自分で決断することができなくなってしまうことである。何をするのか全部他人に委ねていると主体性を失うことになる。自分の梶は自分で決めるべきだ。

ステップ3:感謝や褒め言葉をすぐに口にする

カーネギー先生の「人を動かす」という本にも書かれているが、人は「称賛」されたい生き物だ。

誰もが他人から褒められたくてうずうずしている。褒めることは、のどが渇いている人に一杯の水を与えるようなものである。

褒めることは誰でも相手を幸せにできるお金のかからない最高の方法なのだ。褒めて怒り出す人などいない。

ただし、注意点として褒め言葉は本心から出た褒め言葉に限る。ぽっちゃりしている人に対して「スラッとしていてスリムですね。何食べているんですか?」とかいったら相手は怒りだすだろう。

とにかく、ポジティブな言葉が浮かんだらそのまま口に出してみるのが良い。フィルターをかけずに心から褒めるのだ。練習として1日1回必ず相手を褒めてみるのだ。コンビニの店員さん、たまに話す女の子、些細なことでいい。みていて気付いたことを言ってみる。

思った以上に相手は喜んでくれるはずだ。そうやって褒めることに慣れていこう。

ステップ4:したいことをして、したくないことは断る

自分を好きになるためには「自分のしたいことをすること」はかなり重要である。毎日嫌々働きながら「自分のことが大好きです!」とはなかなかならない。

もちろんすべてを断ることはできないだろう。だが心底したくないことは断ってしまったほうがいい。断る理由をあれこれ考えてもうまくいかない。だから断るときは理由を言わなくてもいい。

思い切って「それはしたくありません」と言い切ってしまうのである。そもそも何でもかんでも引き受けていると人生がやりたくないことで埋め尽くされてしまう。

やりたくないことを断ったらやりたい時間を増やすのである。毎日必ず自分のための時間を持つべきだ。最低でも1日30分は自分の好きなことをやるべきだ。自分に満足感や楽しみを与えてくれることであればなんでもいい。もう一度言うがやりたくないことを減らしてやりたいことを増やすのである。

まとめ

いかがだっただろうか。うまくいっている人は自分軸で人生をちゃんと生きている人が多い印象である。他には「自分の健康と気分に責任を持つ」であったり、「他人に期待せず、自分に期待する」であったりと、他にもまだまだある。自分らしく生きるために人生を工夫して生きてみよう。

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