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他人を気にかける余裕はない【感情マネジメント】

最近の読書は集中力が続かなくて途中で眠くなってしまう。
だから一通り読んでみたものの、よくわからなかったり記憶が抜け落ちているところもあるけれど、とりあえず、感情に振り回されたくなかったら他人と距離を取るほうがいいんじゃないかと思うのだ。

そりゃあ自分のネガティブな感情に蓋をかぶせて見なかったこととするよりは、きちんと受け止めて自分の中で消化して、エネルギーに転換できる方がいい。
でもえてしてネガティブな感情が生まれるのは、基本的に他人と比べたりとか、他人からの影響で感情が振り回されるのがほとんどじゃないだろうか。
であれば、他人と距離を置いて自分の世界に集中したほうがマシになると思うのだ。

もちろんそれは独りよがりで自己中心になることじゃない。
きちんと人間関係は育みつつも、心理的距離を取ることが大事だと思う。
それは家族であっても恋人であっても友人であっても同じこと。
そしてもっと言えば、他人への興味を減らし自分の優先度を最大にすること。


人は人間関係と周りの環境で成り立っていると言っても過言じゃない。
そして自分がどれだけ他人を意識しているかによって、心理的負荷は変わってくる。
私も中学・高校の頃は他人の目が気になっていた。
自分がどう見られているか、どういうすればカースト上位と仲良くできるかなど、他人の評価で自己の存在価値を測っていた。

気に入られるように、評価が下がらないように行動したところで、人間の感情や気分はその日によってコロコロかわる。
そして一旦下がってしまえば挽回するのは難しい。
今振り返るととてもバカバカしいけれど、学生の頃は学校や教室が世界の全てだったから、その小さな世界で生き残ることに必死だった。


Instagram や Xなどの SNSでは、世界中のリア充やイケメンやお金持ちなど、人生充実してて楽しい! みたいに成功してますよアピールしている人を見かけることもあるし見つけてしまう。
それに一つ一つ反応して自分と比べて優越感や劣等感を感じるくらいなら、いっそ関わらない方が楽じゃなかろうか。

周りの知人のあれこれと比べて自分を評価するくらいなら、勝手にやらせておけばいい。
あなたと私の価値観は違うし、成功の基準も幸せの基準も満足の基準も違う。
私には私の世界があって、自分の世界を育てるのに忙しくて人のことなんか構ってられないんです。
こういうふうになりたい! ってモデルケースとして人を見るのはいいけれど、それ以上は深追いしない。

深追いして自分と比べるようになると、変に嫉妬してネガティブな感情が増えてしまう。
その人が歩む道と私が歩む道は違うし方法も違う。
同じ道を通っても必ず同じような境遇になるわけじゃない。
できることは自分の日々に集中すること。
そこに他人が入り込む余地はない。

私はある意味で他人に興味がなくなったから、こういう境地にいるのだろう。
人間関係は大事だけど、自分のことが一番大事。
ネガティブな感情が生まれるくらいなら他人は要らない。
人に期待するのはやめて自分に期待する。
そうやって自分に集中するようになって初めて、心理的にも安定するようになった気がする。

他人と上手くやろうなんて期待しても裏切られるだけ。
口には出さなくても、優先度が下がれば切ればいい。
ある意味それくらい冷めてたほうが、意外とうまく行ったりするから不思議だ。
自分の感情を守るには他人に近づきすぎないこと。
今の私にはこれに尽きる。

2021 / 4 / 30

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