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ふくふく日記_240502~発酵あんこ~

ゴールデンウィークの合間の平日。木曜日。朝ランもお休みし、仕事も稼働していない。午前中、時間はたっぷりある。特に外出の予定もなし。よし!今日しかない!と思い立ち、発酵あんこ作り。料理研究家で発酵マイスターの榎本美沙さんのレシピ。

ずっと挑戦したかったのだが、最後の行程が問題だった。炊飯器の蓋をあけて保温のまま10時間ほど発酵を促進させなければならない。途中、たまに様子を見ながら上にかぶせる布巾を濡らし直したり(乾燥を防ぐため)、ゆるくかき混ぜたりしなくてはいけないというのだから夜に予定を入れるなど以ての外。つきっきりで見守り体制に入れるときでなければ。じゃあいつやるの?今日でしょ!(古っ)ということで袋に少量残っていた小豆を取り出し、乾燥麹を合わせ、せっせと仕込む。初体験なのでちょこちょこ覗き、相当甘やかして育てた感ありの発酵あんこ。でもまあ、おいしくできたので成功体験といたしましょう。

朝はグリーンスムージーとヨーグルト。昼は何食べた?あんこに必死すぎてメモるのも忘れ、当然頭の中も無です。

夜は炊飯器をあんこの発酵に使っているため、土鍋で白米を炊く。やはりこれがいちばんおいしい。ふっくらもっちり炊きたての白ごはん。底には香ばしいおこげも。テーブルの支度をする前に、キッチンに立ったまま小さな塩むすびでいただく幸せったら。できるだけ炊きたてのごはんはシンプルに味わいたいので、鯵の干物を焼き、あとは納豆、キャベツの糠漬け、梅干し、わかめのお味噌汁。和朝食のような夕食で日本人でよかったなあと実感し(毎度思う)おかわりしそうになったが、こっそり食べた塩むすびの口福を思い出しここでやめておく。

おかげさまで夜遅く炊飯器の中で発酵あんこは完成の時を迎えた。甘みが増すようにほんの少しの塩を加え、熱を冷ましてから冷蔵庫&冷凍庫へ。お砂糖を一切使っていない“あんこ”は、明日の朝、バタートーストにのせて食べよう。

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