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2023年4月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

3月編の記事もぜひご覧ください!


調査概要

データ取得期間:2023年4月1日~2023年4月30日
調査ツール:「THINK for HR」
No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール(※1)
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っている20媒体(※2)の100エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , Twitter)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析するNo Company独自のソーシャルリスニングツール。

(※2)ワンキャリア、FastGrow、Wantedly、note、マイナビ、リクナビ、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活

(※3)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP20社

カバー株式会社
株式会社ドズル
フォースタートアップス株式会社
株式会社LayerX
YADOKARI株式会社
ひろのぶと株式会社
株式会社スイッチサイエンス
株式会社Gaudiy
株式会社ミラティブ
株式会社TENTIAL
株式会社朝日デジタルラボ
ポジウィル株式会社
株式会社バイオフィリア
株式会社横浜銀行
株式会社ヤマップ
株式会社hokan
SHE株式会社
freee株式会社
ナイル株式会社
株式会社WITH J

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社ミラティブ(note):277ENG

「わかり合おうとする文化」

22年12月にミラティブに中途入社した社員さんの記事です。入社してわからないことが多い中でも議論に参加できるよう情報をインプットしてくれる温かい雰囲気と、活発に意見交流をしながら手を上げて仕事に取り組むことができる裁量がある環境だと紹介されています。入社前には社員さん同士の関わり方や知識のインプットに不安を抱く方がいる中で、ミラティブは裁量(成長)とそれを取り巻く働きやすい環境が整っていることが伝わってきます。

②株式会社LayerX(note):157ENG

「上司と部下の関係を超えたフィードバック文化」

23年2月にLayerXに中途入社した社員さんの記事です。面接の過程で受けた的確なフィードバックに感銘を受け、LayerXのフィードバック文化によって飛躍できるチャンスを感じたと述べられています。記事からは、上司と部下の関係を超えた信頼関係が築かれ、お互いの成長のためにフィードバックが行われていることが伝わります。新入社員目線で「社内の人間関係」「成長環境」について紹介されていることが多くの共感に繋がっていると考えられます。

③freee株式会社(note):152ENG

「モチベーション高くやりたいを実現する文化」

23年2月にfreeeに中途入社した社員さんの記事です。freeeの映像制作では、「できること」よりも「こんなことがやりたい」「楽しそう」なアイディアをチームで追及しながらイベントを作り上げていける環境であることや、社内で映像を配信した際には、嬉しい言葉やリアクションをたくさんの社員さんがアウトプットしてくれることが紹介されています。freeeにとっての「アットホームな社風」を具体例と新入社員目線で紹介することで共感を得たのだと思います。

考察

今月のTHINK for HR NEWSでは、自社流の「社内文化」「企業カルチャー」の発信に焦点を当てました。

近年の採用市場においては、選考の早期化や長期化、候補者の就職に関する価値観の変化がトレンドになっている考えられます。
5月17日の日経ビジネスでは、企業選びの軸が多様化していることが紹介されています。

大企業志向は薄れ、価値観は多様化した。「『ホワイト企業』に就職したい」と言う学生もいれば、「激務でもスキルが身に付くなら問題ない」「ダイバーシティー(多様性)を重視する会社がいい」と考える学生もいる。

(※4)[新連載]Z世代の就活 選ぶのは学生「共感できる会社に入りたい」

一方で、価値観が多様化する中でも「仕事いやだな」と感じる場所ではなく、「今日も仕事頑張ろう」と思える場所で働きたいという考えは候補者全体の共通項として当てはまるのではないでしょうか。

今月のピックアップ記事でも、社内で実際に行われているコミュニケーションが写真とともに紹介されており、会社のリアルな部分を知れることが多くの共感を得たのだと考えます。

ターゲットが前向きに働くイメージを醸成するためには、採用ナビサイトでは得られないカルチャーや組織風土をメッセージ性を持って伝えることが大切です。

本記事で紹介している企業の採用広報を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

(※4)[新連載]Z世代の就活 選ぶのは学生「共感できる会社に入りたい」

日経ビジネス


【参考】多くの「共感」を得ていた他の記事

▼カバー株式会社(note):3580ENG

▼カバー株式会社(note):2094ENG

▼株式会社ドズル(note):1823ENG

▼フォースタートアップス株式会社(Wantedly):1287ENG

▼YADOKARI株式会社(Wantedly):943ENG

▼ひろのぶと株式会社(note):347ENG

▼株式会社Gaudiy(note):290ENG


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No Companyは「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

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