2023年8月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは？【THINK for HR NEWS】
SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、X（旧Twitter）・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。
▼7月編の記事もぜひご覧ください！
調査概要
「THINK for HR調査」
データ取得期間：2023年8月1日～2023年8月31日
No Company独自のSNSデータベース（※1）を用いて調査。
調査対象：採用・キャリア関連の発信を行っているメディア（※2）を含む100エンゲージメント以上（※3）の記事
調査方法：各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。
（※1）デジタル・SNS上のエンゲージメント（「いいね」や「コメント」などのアクション）データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS（Facebook , X）上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析
（※2）ワンキャリア、FastGrow、note、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活、Techable等を含む採用関連メディア、日本経済新聞、Yahoo!ニュース等のメディア
（※3）エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数：約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。
エンゲージメント獲得数TOP20社
任天堂株式会社
宇都宮ライトレール株式会社
株式会社スープストックトーキョー
ファンズ株式会社
富士通Japan株式会社
株式会社日本ギャップ解決研究所
株式会社日立ソリューションズ
株式会社マイナビ
株式会社伊予鉄グループ
株式会社ストーリーノート
株式会社スマートバンク
Rapidus株式会社
三菱ＵＦＪ信託銀行株式会社
株式会社Gaudiy
INSIGHT LAB株式会社
株式会社ヒューマンシステム
オムロン株式会社草津事業
所株式会社ワンキャリア
株式会社エイチーム
小田急電鉄株式会社
注目の3記事と共通点
上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。
①株式会社スープストックトーキョー（Agenda note）：1211ENG
スープストックトーキョーの取締役に就任した女性へのインタビュー記事です。入社を決意した背景や、今後の展望について話されています。入社を決意した理由は、スープストックトーキョーは「世の中の体温をあげる」という理念のもと、日常でふと自分を取り戻したり、人に優しくなれるきっかけを提供できる場所だと再認識したためだと紹介されています。そう感じた背景である「離乳食の無料提供」への炎上対応についてや、今後のビジョンなどを原体験とあわせて紹介されていることが、多くの共感獲得に繋がっていると思います。
②ファンズ株式会社（note）：605ENG
ファンズの代表取締役の方が会社のバリューについて紹介している記事です。バリューを「セカンドペンギン」に刷新した背景について伝えられています。刷新の背景には、「こういう取り組みをやります！」と手を挙げたときに、まわりのみんなが「いいね！」「協力するよ！」「応援するよ！」と言ってくれる場所で、新しいことにどんどん挑戦してほしいという想いがあったそうです。記事を通して、組織を常にアップデートしていきたい、ファンズで働く社員さんにとっても前向きに仕事に取り組める場所であってほしいという想いが伝わってきます。
③株式会社マイナビ（マイナビニュース）：290ENG
マイナビデジタルテクノロジー戦略本部の本部長へのインタビュー記事です。マイナビのカルチャーと目指す未来像について話されています。社内のカルチャーとして、若いうちから裁量権を持って参画できる文化を大切にしており、事業をまたいでチャレンジできる点が強みだと紹介されています。マイナビのパーパス「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」ことが、社会に対して企業が何をするのかはもちろん、働く社員さん一人一人の可能性にも向き合っているように感じました。
考察
8月のTHINK for HR NEWSでは、会社を率いる存在である社員さんが「ミッション・バリュー」や「目指すべき未来・将来像」について紹介している記事をピックアップしました。
ピックアップ記事の共通点は、「会社に対してどのような想いを持っているのか」「そこで働く社員さんにとってどのような場所でありたいと思っているのか」「組織として社会に届けたいこと」などを原体験を通して、ストーリー性を持って伝えていることだと思います。
企業/採用情報などの基本的な情報（A面）だけではなく、働く人のリアリティのある情報（B面）を伝えることが多くの共感を得たのではないでしょうか。
過去から現在のミッション・バリューなどの変遷に加えて、今後もアップデートし続けていくという姿勢を伝えられていることが、「会社の魅力」そのものになっているのだと思います。
本記事で紹介している企業の採用広報を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。
【参考】多くの「共感」を得ていた他の記事
▼任天堂株式会社（Business Journal）：3214ENG
▼宇都宮ライトレール株式会社（note）：1290ENG
▼富士通Japan株式会社（Yahoo!ニュース Japan）：391ENG
▼株式会社日本ギャップ解決研究所/株式会社日立ソリューションズ（マイナビニュース）：301ENG
▼株式会社伊予鉄グループ（日本経済新聞）：242ENG
▼株式会社ストーリーノート（note）：224ENG
▼株式会社スマートバンク（note）：209ENG
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No Companyは「THINK for HR調査」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定～施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。
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