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2024年1月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、X(旧Twitter)・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

2023年まとめ記事もぜひご覧ください!

調査概要

「THINK for HR調査」
データ取得期間:2024年1月1日~2024年1月31日

No Company独自のSNSデータベース(※1)を用いて調査。
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っているメディア(※2)を含む100エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , X)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析

(※2)ワンキャリア、FastGrow、note、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活、Techable等を含む採用関連メディア、日本経済新聞、Yahoo!ニュース等のメディア

(※3)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP20社

株式会社アシスト
グーグル合同会社
KM-systems合同会社
株式会社わらいば
オープンワーク株式会社
株式会社シミンドウ
株式会社学情
株式会社wash-plus
社会福祉法人【風の森】
株式会社エナリス
セブン&アイ・ホールディングス
株式会社日本ハム
一般社団法人プロティアン・キャリア協会
株式会社Pacific Meta
SMBC日興証券株式会社
株式会社VOLLECT
株式会社WizWe
株式会社スポーツフィールド
株式会社スカウトAI
株式会社オープンロジ

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社アシスト(読売新聞):2997ENG

内定承諾率の向上を目的とした取り組みに関する記事です。株式会社アシストは学生の親が「知らない会社だから」を理由に内定辞退する学生を防ぐため、学生と保護者に対しオフィス見学ツアー(業務説明や社内見学)を行い、納得感を持ってもらった上で承諾してもらおうと努めています。就職先を判断する上で一番意見を重視したい人は“親”という学生の声が多く、最近では企業側が親の意向を確認する「オヤカク」を採用する企業が増えてきているという。株式会社アシストの親子オフィス見学ツアーという試みは学生の不安を解消させ、寄り添ってくれる会社として共感を集めているのではないでしょうか。

②社会福祉法人【風の森】(東京新聞):452ENG

社会福祉法人【風の森】の統括をしている方へのインタビュー記事です。風の森は保育の質向上のため、保育士を基準の2倍、「週休2日、60分の休憩、残業ゼロ」と目的を明確に働き方改革を行い、保育士が子供の成長発達に何が必要かを自発的に考えることのできる環境に向けて取り組んでいます。人員増員のネックである保育所運営費については、都や区の補助金を最大限活用したり、SNSで採用広報を行い、23年の中途採用倍率は14倍に。浮いた採用経費も人件費に還元しているそうです。退職を考える理由の上位である「給料が安い」「仕事量が多い」「労働時間が長い」という労働者の声に耳を傾けた働き方改革は、子ども好きで熱心な保育士さんを守ると同時に沢山の可能性がある子供たちの成長に繋がっているのではないでしょうか。

③株式会社オリエントコーポレーション(DXWITH):290ENG

株式会社オリエントコーポレーションのe-ラーニング及び管理職向けセミナー/ワークショップの実施に関するプレスリリース記事です。同社は人事ビジョンとして社員が自ら人材価値を高め、仕事を通じて自己実現できる環境作りを掲げています。人事・総務グループ長 松岡さんが「働く⼈の価値観やライフスタイルが多様化する時代において、会社が社員⼀⼈ひとりに寄り添うことが大切である」とコメントされているように、社員の個性や価値観(スタイル)に重点を置きながら人的資本経営に取り組まれていることに、多くの共感を得ているのではないでしょうか。

考察

今回は「学生目線の採用」と「成長環境」について着目し記事をピックアップしました!

新卒採用においては学生優位の売り手市場が続く中、採用の在り方も劇的に変化してきております。その中で、「どこで企業情報を得ているのか(合同説明会・SNS...)」「どんな価値基準で企業を選ぶのか」「なぜ内定辞退に至ったのか」など学生や求職者の視点に立った取り組みを行っている会社に多くの共感が集まり、採用活動の成果にも繋がると考えております。

また昨今の学生や若手社員は「成長環境」や「やりがい」を判断軸として企業を選ぶ傾向もあることから、従業員エンゲージメントの最大化やキャリア支援への取り組みを背景含めアピールすることで、就職先や転職先として魅力を感じてもらいやすくなるのではないでしょうか。

ご紹介している企業の広報記事を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

【参考】採用広報に役立ちそうな記事をピックアップ!

厚生労働省(livedoorNews):1286ENG

▼前(株)エナリス代表取締役(ONE CAREER):413ENG

▼Pacific Meta(NOTE):247ENG

▼大手商社勤務(ONE CAREER):156ENG

株式会社スポーツフィールド(Techable):145ENG

▼NOT A HOTEL(NOTE):105ENG

お知らせ

■弊社サービスに関するお問い合わせについて

No Companyは「THINK for HR調査」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

「THINK for HR調査」の詳細や採用マーケティングの具体的なソリューション・実績について知りたい方は、下記URLよりお気軽にお問い合わせ下さい!

https://to.no-company.co.jp/l/1017452/2023-02-28/fvy

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