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【マレーシア】初めての海外登山を軽い気持ちで決めたコタキナバルの旅 #1

3年前、ノリと勢いで挑戦してみて案外楽しく登れてしまった富士山の思い出がまだ鮮明にあり、若くて体力あるうちに経験してみたいと思っていた海外登山。当時の仲間も自分も東南アジアに転勤していたこともあり、さくっとあっさりと決まってしまった次なるターゲット、キナバル山。※東南アジア最高峰

コロナ禍を経て事前の情報収集が結構大変、いざ登ってみたら富士山なんて本当に可愛いもんだったし、こんな軽い気持ちで決めるべきではなかったなと本気で思えた1泊2日でした。最高の思い出の備忘録+登山を計画している方に役立つことを願って、少し時間が経ってしまったけど残します。

とりあえず準備せな

海外在住だし旅行経験は豊富だし、と海外登山の経験も無いくせに(何ならマレーシア入国経験も無いくせに)ツアー会社・代行業者を逆に面倒臭がり全て個人手配することに。ぐぐっても全然最新の情報が無くて、勢いだけでやってみたけど案外さくっと準備出来ました。

  1. 山小屋Booking

  2. 入山申請など事前手続き

  3. コタキナバル市内のホテル確保

  4. 航空券確保


1. 山小屋Booking

これが一番大事というか、むしろ山小屋さえ確保できればもうほぼ終了。山小屋はSutera Santuary Lodges一択。キナバル自然公園エリア内には他にも少しダウングレードした宿があるけれど、設備が最優先です。

https://suterasanctuarylodges.com.my/laban-rata/

<手順>
・メールで直接空き確認 ※なぜかHP上では進められず(あるある)
 HP上にあるアドレス宛てにこれだけ送り、空きあるー?と軽くメール。
 ※4カ月前の3月中旬くらいに動き出していた。
(E-mail: info@suterasanctuarylodges.com.my

2 DAYs 1 NIGHT MOUNTAIN CLIMBING PACKAGE (Laban Rata)
Date: Jul 29th - 30th, 2023
People: 2 person

・メールベースでの情報提供
 流石にラフ過ぎたのか、追加で教えてーと言われた情報は以下の通り。Climing Packageは2泊3日コース(登山+他エリア散策?温泉?)などいくつか有るけれど、シンプルに登頂目的であれば1泊2日コースで十分。2人だったので個室(Private Room)を選択。

Full Name (Mr/Ms):
Address:
Contact number:
Nationality:
No of person:
Date of Climbing:
Climbing Package selected:

Climbing Package Plan詳細

・お支払い
 実際には入山料とか諸経費が発生するけれど、まずは宿泊費を先払い。マレーシア在住者でない限り基本的にクレジット払い一択になりますが、クレジットの場合は、Credit Card Authority Form+パスポートーコピーをメールで送ることで決済完了。ReceiptとBooking Confirmationを受領して無事予約完了。思ってたよりもあっさり。あっさりすぎる。

2. 入山申請や手続き

山小屋の予約完了と同時に色々と書類を送ってくれますが、事前に送っておく必要があるのが登山申請書。当日の入山手続きでもコピー提示が必要な可能性があるので、この時貰った書類・提出した書類は全て持って行きました。思っていたよりちゃんとしている、手厚いご案内。

 ・1泊2日コースのざっくり旅程表 ※個人手配勢には大変助かる
 ・登山申請書(Climber Form)
 ・諸経費(Climbing Fees) のご案内 ※全て現地で現金払い
 ・注意事項

Climbing Feesのご案内例

3. コタキナバル市内のホテル確保

今更ながら全行程はこんな感じ。移動日含めて最低4日間はやはり必要。

Day 1 15:00 コタキナバル国際空港着
     市内泊
Day 2   キナバル山登山+山小屋泊
Day 3   下山 → 市内泊
Day 4 12:00 コタキナバル国際空港発 → 帰国 

市内から公園入口までは車で2時間の距離と結構離れているので、公園内・公園近く・市内中心部とホテルのエリアもかなり選択肢が多いですが、
コタキナバル市内の観光予定はゼロ、下山後に街歩きする余裕なんて残ってないだろうし、とにかく素泊まり出来ればok、という方針の下Agodaで適当に見つけた市内中心部と空港の間に位置する絶妙な立地の安宿に。恐らく課金すれば、公園入口まで乗り合いバンとか出してくれるサービス付きのホテルとかも他にあったはず。※後にちょっと後悔


本当に事前準備は想像以上に楽ちんでさくさく進められました。コストも抑えられるし自由度も高いし、ある程度の海外旅行経験のある方であれば是非個人手配をお勧めしたい。

続いて、安易にキナバル山登頂を決めてしまった自分を恨むことになる登山録に続きます・・

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