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ANSNAM サルベーションシャツ 

異形のシャツ。しかし静かでもある。

シワシワの方がしっくりくる。理由は後述。

ansnam中野氏がフランスの救世軍品店にて見つけたオーダーシャツをベースに作られたシャツ。私が把握している限り、この型はセレクトショップには卸していない。ansnamのブログで見かけた画像に一目惚れして、ダメ元で問い合わせたところ、奇跡的に生地在庫があったためオーダーした。

公式でもデカいシャツと明言されていたが、着てみるとそこまでビッグサイズな感じはしない。ただしデカいシャツばかり着ているので最早デカいシャツのデカさがよくわからなくなっている可能性も高い。

ありそうでないストライプ

ansnamではもうお馴染みのBonfantiの滑らかな生地。このコントラストを抑えながらも複数の色味から成るストライプが購入の決め手となった。公式ブログの画像ではコントラストがはっきりして見えるのだが、実際のトーンはかなりぼんやりしたトーンである。そのため初見の印象はかなり「?」であった。まぁこれは通販頼りの宿命みたいなものなので甘んじて受け入れる他ない。


同じbonfanti製生地によるiamdorkのシャツと比べてもより薄手で、洗濯すると細かくシワが入る。この色味と生地感が、なぜか日本的な寂しさと言うか侘しさのようなものを感じさせる。「城の崎にて」の語り手が着ていそうなシャツだと言うと伝わるだろうか。

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