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嫌いなものは嫌い

「生理的に無理」

この言葉は聞いたことがあるかもしれません。
現に、私が好き好んでやっているAI画像でさえも「生理的に無理」と感じる人がいたり、私のように家庭家族母親というワードが「生理的に無理」だったり。

AIと絵師の間で「AI使用罪」という言葉があるのは知っています。それを述べている方々の気持ちは、半分理解可能で半分理解不能です。

半分理解可能な理由を説明いたします。

私が書いた今までのノートを眺めた方々はお察しの通り、私はどれがけ考えても、どれだけ現代社会に馴染もうとしても「掻き消せない地雷」というものは存在します。
「掻き消せない地雷」の話題、特に自分の手を伸ばしても届かなかったものだったり、自分が嫌いな対象のキラキラしたものは見ることが出来ません。酷い時には、単語だけで吐き気がやって来ます。イメージをするだけで頭痛が伴います。

私の場合、自分の母親に刃物を向けられて追いかけ回されて「お前を殺して私も死ぬ」と言われたので、小さい時から手を伸ばしても、からの無償の愛には辿り着くことが出来ませんでした。
なので、キラキラとした母からの愛は地雷です。

しかし、この世にはキラキラとした母からの愛が「救い」という方もいます。私としてはこの「例え」を書くのも辛いですが…例え話を2つ。

「学校でイジメを受けていて、母親しか寄り添ってくれる人がいなかった」
「身体が不自由で、夢も追えなくて。それでも母親が大切にしてくれた」

というものです。

どうでしょう、その経験をした人達に「母親はクソ」と言えるでしょうか、いくら母親に対する嫌悪感を感じている私でも、理不尽な環境に置かれていた我が子を救おうとしていた素晴らしいお母様に対しては文句は言えません。寧ろ「そんな状況下の子どもを愛してくれてありがとう」とも感じます。

しかし、それは私なんかじゃ決して手に入らない憧れでしかないものです。「嫉妬、嫌悪感、避けたい欲求、劣等感」などの感情は、消えません。

私の場合は「殺人未遂レベルの不当な扱いを受け続けた」のが原因で、母子の愛や家族愛が生理的に無理と感じるものはあります。

んで、お前は結局何が言いたいの?
という質問に答えてみます

地雷が存在する場合、棲み分けはとても便利です。」という内容、これに尽きます。

母親に不当な扱いをされた人間もいる。
母親に救われた人間も存在する。

このように、ひとつの事象は誰かの心を破壊する兵器でありながらも、別の誰かの救いになるのだと。この20年という短い人生の中で感じました。

ひとつの事象が誰かの救いである限り、それは天変地異でも来ない限り抹消される事は無い。私が大嫌いな母親という存在は今後の未来も残り続けるだろうし、誰かが嫌いなAI画像も残り続けてしまうだろう。

もしも私が「母親の愛が受けれなかった可哀想な奴は人生可哀想でオワコン」って言われたら、それを私に向かって言った人間に対して、私はどうするか正直分かりません。
というか、そうやって「悲劇のヒロイン」って煽るような人間は、私を殺しかけた当の本人。つまり私の母親しか人生の中で居ませんでしたが…。(も「家族やり直したい」って言いやがったのもあり、とは血が出るレベルの殴り合いになりましたが…)

再三語りますが、誰かの救いは誰かの破壊兵器。大きな集団を作り、棲み分けをする。そして新しい人達がいればその方々の選択肢を尊重する。

正直「過去に絵師や先生に精神的に崩壊されるような仕打ちを受けた」等という理由やフラッシュバックを持っていない野次馬のような奴が攻撃するは嫌いです。当事者でもないのに野次馬感覚でAI技術を用いて、絵師さん達を攻撃する人は嫌いです。当事者の品格が下がるし、本気で悩んでる人達に失礼だ、辞めてほしい。

しかし、こう書いても…分からない人間には分からないものです。自分が「誰かを大切にする事に関しては何も分からない側の人間」だからこそ、誰かを大切にしたり愛するのが分からない人間に「誰かを心の底から大切にしろ」と言っても無駄なのは知っています。

だけどさー、棲み分けなんてムズいわー。
って思ってるそこの貴方、貴方です。
めっちゃわかるううううう😩

ワードをミュートにしてSNSを経っても思考の中で流れてきたり、外に出てしまえば「ミュート機能」などお構い無しに兵器で地雷ワードが流れてくる。(By 地獄の母の日を乗り越えてきた奴より)

「じゃあどうしろって言うんだ!世間は親子愛に溢れてる!」って思うよね
「じゃあどうしろって言うんだ!世間はAI画像に溢れてる!」って思われてるのかな?

ひとつオススメなのが、価値観が同じ人間をSNSで見つけて仲良くなる事です。自分の逃げ場を構築する事は結構な治療薬になるかと。

まあ、そんな感じの変なノートでした。
殴り書き失礼。

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