西宮竜二郎

「元新聞記者×コミュニケーター」による野球ネタ。 (日本プロ野球/セントラルリーグ/パ…

西宮竜二郎

「元新聞記者×コミュニケーター」による野球ネタ。 (日本プロ野球/セントラルリーグ/パシフィックリーグ/大リーグ) 独自の角度からゆる~くお送りします。2023.12.09

最近の記事

西武ありがとう

楽天に3連敗、勝率が5割に落ちた阪神、7日の西武戦、恥を捨てて2軍でやり直しをさせていた佐藤輝を予定を早めベンチに戻した、試合前の円陣に岡田監督が加わり「今日から新たなスタート」とナインに心機一転を促し、5月14日以来復帰の佐藤には起爆剤を期待した。  その佐藤に2回無死最初の打席。西武は今季初先発の与座。2-1後直球が真ん中に高めに来てそれを上から叩き中前に安打。後渡邉諒が0-2後3球目バット先に当たった打球が中前に落ち1、2塁。坂本の犠打で2、3塁に進み、木浪2球目を1

    • 日本一だった誇りないのか

      前日の試合で逆転2ランを打たれたことで警戒が高じたのか6日の楽天戦阪神の先発西勇はいつもの投球ではなく1回楽天の先頭小郷を1ストライクを取った後4球続けてボールで1塁に出した。この後村林は三振させたが辰巳に2-1後の4球目シュートに詰まらしたが飛んだコースが左翼、中堅の間、2塁打になり2、3塁。鈴木が2-1後右前にタイムリーで楽天に2点が入った。  左腕藤井聖が先発の楽天、阪神は3回無死梅野が左翼線に2塁打。木浪の2ゴロで3進のあと西が3-2後の6球目を中前に抜けるヒット、

      • ああ、阪神

        こんな事予定通りというのはどうかと思うがとにかく5日の楽天戦から阪神の4番大山と抑えの一角ゲラが伝えられていた通り2軍で調整のためベンチを離れた。大山は平成30年6月以来の1軍離脱。ベンチの雰意気は普通ではなかった。  そんな中阪神は1回先頭の中野が楽天先発内から2塁打で出塁。日替わり打線、この日は2番の前川が走者を進めるための打撃で2塁ゴロを打ち中野を3塁に送ったが森下、捕手のファールフライ、近本1ゴロで中野を返せなかった。  点を取ったのは3回2死後、中野が右前安打、

        • 負けに救いが無くなってきた

          阪神は4日の楽天戦、打撃不振で4番から下位に下げていた大山を先発メンバーから外した。先発は雨で1度試合を流した村上が2週間ぶりに登板したが調子ももう一つとあってこれまで捕手は坂本だったがこの日は梅野がマスクをかぶった。低迷が続くチーム、打つ手は打った。  村上は1回2死後辰己四球、鈴木大右前安打で1、2塁とされたが渡邊佳を三振。2回無死内野安打の走者を出したが後を締めた。楽天は元日本ハムの右腕ポンセが先発。3回まで毎回3人の阪神、4回無死中野が右中間を破る3塁打。小幡三振の

        西武ありがとう

          野球は無差別

          ヤクルトの球界最年長、44歳4ヶ月の左腕石川雅規投手が2日の楽天戦で今季初勝利を記録、平成14年青山学院大から入団以来23年連続勝ち星を上げ、これまでの最長あの米田哲也投手の22年を抜いた。  米田は昭和31年、阪急(現オリックス)での初勝利がスタート。鳥取の境港高出で最初阪神に入団するはずだったが、阪急にかわった。身長が1m67と球界で1番低い石川に対し米田は異名がガソリンタンク、身長も体重も石川をはるかに超えた。  200勝を達成、プロ野球名球会のメンバーに入った米田

          野球は無差別

          才木、男や

          打撃不振からこのところ毎日打順を代えている阪神、前日ベンチだった森下が2日のロッテ戦は1番に起用された。前日の試合9回代打で出たが遊ゴロ併殺。その森下が1回、ロッテ先発メルセデスに1-2と追い込まれた4球目低目のチェンジアップをとらえライナーで左翼席に打ち込んだ。  この試合まで5連敗の阪神、3試合ぶりの先制点、ベンチも阪神ファンが球場半分のスタンドも沸いた。先発は5勝を記録、今やエースの才木。その裏2死後、左翼で先発出場のミエセスが髙部の正面ワンバウンドの打球を後ろにそら

          才木、男や

          先が見えない

          前日、ロッテにサヨナラ負けした阪神、26日の巨人戦から4連敗でこの間の得点の合計が7で1試合平均は1.75。先の見えない貧打、1日のロッテ戦、4番近本という打順を組んだ。1番は中野で1回その中野三振、2番植田2ゴロの後3番糸原四球の後4番近本が右前にヒット、1、2塁としたが5番前川が2-2後内角低めのボールのフォークを空振りで得点につながらなかった。  ロッテの先発は2年目の田中晴で昨年2試合に先発。今季はこの日が初先発。3試合連連続延長12回を戦い投手力が払底のロッテが穴

          先が見えない

          大ピンチ

          日ハムに連敗、移動日なしのZOZOマリンでのロッテ戦、阪神は2回、佐々木朗の故障で4月4日以来の先発という美馬をから2死2、3塁、坂本の3塁前内野安打で1点を先取した。その後近本が四球で出て満塁のチャンスが続いたが中野2ゴロ。  リードと言えないリード。2軍で調整、13日ぶりに先発した青柳が3、4回に3点取られすぐひっくり返された。ヤクルトと2日続けて延長12回引き分けのロッテが投手がいない事から美馬を続投させてくれたおかげで6回糸原左前安打の後前川が右翼席にプロ入り初本塁

          非情事態

          前日阪神のユニホームを着て試合前に阪神岡田監督とのメンバー交換に臨み審判に怒られたという日本ハムの新庄監督、30日はセリーグ球場での試合とあってDH制ではなく投手は打席に入り、この日の日本ハム先発は二刀流がいけるといわれるほど打撃の良い山崎でどこで打たせるかに奇抜さを見せ6番に入れた。  阪神は1回先頭近本が山崎から左前にヒットしたが中野左翼ファールフライ、打線のテコ入れで3番に入れた小野寺は三振、大山中飛、2、3回はともに3者凡退。うち2者は三振。山崎の低目に決まる変化球

          ああ、1点打線

          前日の雨で1日遅れの阪神の交流戦、試合前のメンバー交換、日本ハムの新庄監督はタイガースのユニホームを着てやってきた。背中に新庄監督、背番号63は新庄が選手として阪神に在籍した時つけていた。事前に伝えられていて岡田監督に驚きはなかった。その岡田監督に新庄監督は「胸を借りるのではない。倒したい」と言ったそうだが試合はその通りになった。  日本ハムは2回1死後阪神先発大竹から松本剛が右前安打のあと阪神ファンが名前を知っているかどうかの6年目の新人田宮があいさつ代わりに左翼線にライ

          ああ、1点打線

          2軍の佐藤輝

          阪神は交流戦に入る前日の27日、打撃不振のノイジー、井上の1軍登録を抹消、代わりに島田、小野寺を昇格させた。15日に2軍落ちしている佐藤輝は25日以降昇格が可能になっているが見送られた。  佐藤は14日、豊橋での中日戦のあと2軍行きを告げられ15日早朝、新幹線名古屋駅を発ち午前10時から鳴尾浜球場での2軍の練習に合流した。即ウエスタンリーグの試合にでた。4番3塁で4試合連続安打も記録していたがその後23日静岡でのくふうハヤテ戦2回の守備で3遊間の打球を軽快に捌き併殺を完成さ

          2軍の佐藤輝

          中心がどっしり構えていない

          首位にいるチームとは思えない攻撃で阪神が巨人に負け越した交流戦前の3連戦、2位の広島はDeNAを3タテ、0.5ゲーム差に迫った。その試合内容、チームが闘志の塊で延長12回、3点をとり勝った25日の試合、3点をとる過程で8人目の投手として11回を投げた黒原に代打田中を起用した。  この時点でベンチに残っている投手は2年目で実戦経験が乏しい河野1人。それを承知の上での田中起用。田中は1ゴロ。だが後菊地、小園、坂倉が打ち3点。リードを守れば勝利だがそれを託すのは河野。結果次第では

          中心がどっしり構えていない

          打てなかったら当たってでも出ろ

          交流戦を前にした最後の試合、阪神は才木、巨人は菅野が先発した。才木は2回1死後長野、泉口に連続安打されたが小林を2ゴロ併殺。6回は2死後坂本、吉川尚に連続安打で1、2塁。岡本に2-1後の4球目右翼に強い当たりを打たれたが右翼正面に救われた。  菅野は低めに投げるスライダーの制球が抜群で5回まで四球の走者を一人出しただけ。木浪からの6回も木浪右飛、才木右直、近本1-2後内角低めのスライダーで三振させた。2日前のこのカード第1戦で戸郷がノーヒット・ノーランを達成している巨人、菅

          打てなかったら当たってでも出ろ

          借りは返した

          阪神で現役の時中日の山本昌投手にノーヒット・ノーランをやられた関本賢太郎氏が25日の試合前その時の模様を「1回の第1打席で今日は調子が良いと感じた、その思いは打席を重ねるごとに強くなり終わった時は記録を作られていた。昨日の巨人戸郷もそんな感じで今日は手強いぞと思っていたら案の定だった」と語った。  同日、阪神OB鳥谷敬氏は「昨日の戸郷は抜群だった。翌日先発する投手にはプレッシャーがかかるのでは」と話した。巨人の先発は赤星。阪神は1回2死1、2塁は渡邉2ゴロで終わったが、2回

          借りは返した

          巨人に借りができた

          交流戦前の24日の巨人戦、阪神は2軍で調整中の青柳に代わり及川が先発した。今季初。1回無死丸に2-2後の7球目、左前安打されたが坂本中飛の後吉川を2ゴロ併殺。無死岡本和四球の2回は1死後岸田3ゴロ併殺。  3回も2死2塁、4回も2死後岡本を歩かせたが後長野3ゴロ。こんな及川に比べ巨人の先発戸郷はフォークが低めに決まり3回2死後及川の投ゴロを1塁に悪投、エラーで1塁に出したがそれ以外はパーフェクト。4回も3者凡退。  5回巨人は1死後オコエが2-1後ファール2本の後、左前に

          巨人に借りができた

          4番が5回に1回ではな

          1勝1敗の後の第3戦、阪神は1回2死2塁で大山が広島の先発ハッチの直球につまりなら右前にヒット、1点を先取した。3回も無死満塁で大山に打席、今度は1飛。ノイジー3ゴロ併殺。  阪神は西勇が先発。3回まで各3人でパーフェクト。4回1死後野間、菊池に連続安打されたが小園中飛、坂倉の右翼越えのライナーは右翼森下が好捕。  5回阪神西、近本が連続安打したが中野、森下三振、大山左飛。チャンスはあるのに追加点が取れない情況でも西は奮闘、5回の2死1、2塁も秋山2ゴロ。その後広島ハイツ

          4番が5回に1回ではな