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福音の手紙⑦「これからどう始めればいいのか」

※「福音の手紙」は私がキリストを信じた後、最初に分かち合ってもらったメッセージです。信仰の足あととして書くことにしました。バックナンバーはこちらです↓

"わたしは彼らといっしょにいたとき、あなたがわたしに下さっている御名の中に彼らを保ち、また守りました。彼らのうちだれも滅びた者はなく、ただ滅びの子が滅びました。それは、聖書が成就するためです。"
ヨハネの福音書 17章12節

聖書には、信仰生活、つまりキリストを信じ救われた後の生き方についても書かれています。

信仰生活とは、教会に通って、お祈りという呪文を唱えることではありません。また良い行いをすることとも、少し違います。

神様が望まれる私が回復されると、私の信仰生活が見つかっていきます。そのために聖書はなんと言っているのでしょうか。

1.悪魔が存在していることを深く、実際的に知り、気をつけなければなりません。

"身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。"
ペテロの手紙 第一 5章8節

救われて神様の子どもとなった後でも、悪魔の存在を知り、騙されないことが大事です。

なぜなら、悪魔は私たちより圧倒的に強いですが、神様=キリストが必ず勝利するからです。

聖書には、悪魔の存在とその目的が書いてあります。

"わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」"
創世記 3章15節

キリストの働きが、悪魔の権力を砕きました。悪魔は神様の時が来ると、必ず滅びる存在です。
(マタイ25:41)

ですが悪魔は、私たちの信仰生活を失敗させようとします。この悪魔に勝つために大事な事は[礼拝、みことば、祈り、伝道]です。

つまり、神様の御心を尋ねて味わい、神様が願う生き方に浸されること。そして、神様の勝利の中に留まる事が大事です。

2.そのためには、次のことを常に覚えて生活化しなければなりません。

"しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」"
使徒の働き 1章8節

キリストを正しく、深く知る事が大事です。礼拝で与えられるみことばを通して、神様の御心が段々とわかってきます。

平常時でも、与えられたみことばをおいて祈ります。祈りは神様との会話であり、祈りを通して神様が働かれます。

そして伝道とは、神様の願いです。すべての人に福音が告げ知らされることが神様の計画だからです。
(マタイ24:14)

神様の御名と力を認め、祈りの中でその現れを待ち望みます。しかしその前に、確認すべきことがあります。

3.あなたは今どこにいて、またどこにいるべきかを確認しましょう。

あなたはどこにいますか

左の図は、生まれながらの人の状態です。私の心にキリストはなく、私が私の主人となっています。

中央の図と右の図は、両方とも救われた人の状態です。いま私は、どちらにいるでしょうか。

中央の図では、キリストでなく私が私の主人となっています。一方、右の図ではキリストが私の主人となっています。

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右の図の人は、主に仕えています。私の悩みと問題を主に委ね、また私の経験や先入観を降ろします。

キリストを信じ、救われた人の中におられる聖霊は、完全な方であり、全能の神そのものである方です。

キリストが主人となる時、私の能力や経験と関係なく働いてくださいます。この時に、神様の勝利に留まる人生となります。
(第2コリント4:7)

次回へつづきます

神様が願う生き方を回復した私の人生に、神様はどのように働かれるのでしょうか。

次回「神様の力はいつ現れるのか」ともに味わっていけるよう、お祈りしています✨


原作:「福音の手紙」(社団法人 世界福音化伝道協会)


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