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福音の手紙⑧「神の力はいつ現れるのか」

※「福音の手紙」は私がキリストを信じた後、最初に分かち合ってもらったメッセージです。信仰の足あととして書くことにしました。バックナンバーはこちらです↓

"見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」"
マタイの福音書 28章20節

前回の手紙にて、主人としてキリストに仕えることについて、書きました。

まことの主人であるキリストとともに歩む中で、神様が働いてくださるようになります。

1.次の事実を確かにしなければなりません。

"神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。"
創世記 1章27節

これまで見てきたように人は本来、神様のかたちとして、神様との交わりの中で生きるものとして創られました。

本来あるべき姿・状態でいる時、全知全能の方である神様が、恵みを注いでくださいます。

悪魔と罪のため祝福を失った状態で私たちは生まれてきますが、神との関係を回復させるためにキリストが来られました。

"すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。"
マタイの福音書 11章28節

キリストを信じたものは救われ、本来あった祝福が回復します。そして、私たちはキリストに仕えるものとなりました。

国の王様は、部下には権限や資源を与えます。まことの王、主人であるキリストは私たちに御座(天)の祝福をくださいます。

良い方に仕える幸せというのがあります。私たちは最良の方であるキリストに仕える幸せがあります。

味わう人生のために、必要な事は何でしょうか。

2.今からは、戦いを始めなければなりません。

"そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」"
ヨハネの福音書 8章32節

キリストが働く人生となるために、私たちが始める戦いがあります。

まず[私自身]との戦いです。私の考えや思いを神様に委ねていく戦いです。私がなくなる所に働かれるのが神様だからです。
(IIコリント4:7)

真理である方、神様の事がわかるほど、私を委ねることができます。これまでとは違う、まことの自由へと導かれていきます。

"罪を犯している者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。神の子が現れたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。"
ヨハネの手紙 第一 3章8節

次に[悪魔]との戦いです。悪魔の働きとは、不信仰にさせることだからです。神様は、信仰の先に働いてくださいます。
(ヘブル11:6)

私自身では悪魔と戦うことすらできませんが、イエス=キリストの権威に満たされる事で勝利するようになります。

"あなたがたの場合は、キリストから受けたそそぎの油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。"
ヨハネの手紙 第一 2章27節

それから[この世]との戦いです。私や私がいる場所の霊的な背景は「神の国」「悪魔の国」どちらかしかないからです。
(マタイ12:28)

神の国が私自身に、私のいる所に臨むためには、聖霊の導きが必要です。

3.神様の力はいつ現れますか。

"あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。"
ヨハネの福音書 16章24節

神様の働きを実際に味わう生き方のために、欠かせないものがあります。

それが祈りです。祈りを通して、神様のこと、イエス様のこと、そして聖霊の働きを味わう事ができます。

ただキリストで十分。幸せと喜びがあります。だからこそ深く、また長く、常に祈りの中にいるよう導かれていきます。

"しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」"
使徒の働き 1章8節

深く長い祈りの中で、聖霊によって私たちの信仰が深められ、神様の目的、計画、御旨が知らされます。

先ほど、戦いがあると書きました。これは神様とともにいる時に勝利する戦いです。

祈りの中で、神様が私の人生に働かれるために必要な勝利が与えられていきます。

次回へ続きます

キリストを知らない人でも祈ります。ではキリストを知った私たちの祈りは、どう特別なのでしょうか。

祈りの祝福を、これからともに確認していけたらと思います。

次回「祈りは霊的な科学です」共に味わっていけるよう、お祈りしています✨


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