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機材のイロハVol.7~ダークトーンは素晴らしい~

ここ最近音楽、バンド関連の記事を全然書いていませんでした。前回の更新見たら1ヶ月前て。笑 こうなってしまうのも理由があるわけでしてね。


やはり自分自身、現在絶賛勉強中。その中でも自分なりに考えがまとまっていることなら構わないのですが、自分の中でまとめきれていないものを発信することなどできないわけです。当たり前のことなんですが。

そこで今回、ようやっとまとめきることができましたので投下させて頂く所存でございます。




本題に入る前にまずはタイトルの”ダークトーン”の理解を深めてもらうために以下の動画を見て、いや聞いて下さい。↓



・・・どうでしょう。2個目の動画の方が1個目より低い音色だとわかりましたか?
そう、これが今回お伝えしたい”ダークトーン”

今回のリンクの動画とサムネイルを見て勘づいた方もいらっしゃると思いますが、僕は現在SABIANユーザーです。スネアなどのハード系はPearlをメインに使用しています。使用理由に関しては、たまたま身の回りのプロドラマー、好きなドラマーにPearl/SABIANユーザーが多かったから(MAKIさん、RayLuzier、ToddSucherman…)。特にMAKIさんにはドラムレッスンをしてもらっているので、尚更情報が仕入れやすいですね。


そしてお次はこちらをドン↓

これはSABIAN公式が出している、現在取扱中のシリーズ別の特徴をまとめた表となっています。基本的に左に行くにつれて値段も高くなるイメージ。

最初に載せた2つの動画のリンクからもわかるように、シンバルにはそれぞれ固有の音色があります。それが表で言う、サウンドのブライトとダークトーンってやつですね。ブライトはHighの帯域が強め、ダークトーンはHighが抑えめ(渋い音、枯れた音)というイメージを持って頂けるとわかりやすいかと。


ではなぜ僕がダークトーンをここまで勧めているのか、説明します。

バンドサウンドに合っているものを使用するのが1番の理想論ですが、ダークトーンが好ましい”明確な”理由が1点。



ブライトトーンは耳が痛いんじゃ(環境による)。


Highが強めに出てくるが故、しばく様に取り扱うとまぁこれが非常にうるさい。特にクラッシュは刻む回数も多いし、ハットに関してはうるさい奴が2枚重ねになってるんですよ?そりゃ耳痛くなりますって。

また、SABIANで言うAAやB8Xは材質的にも分厚く、硬く作られています。一方HHXやArtisanなんかは薄く、柔らかいです。

この硬度の違いも音色に非常に影響してくるんですよ。

硬くて分厚い方が薄くて柔らかい素材よりも出せる音の総量は大きいってことはなんとなく理解できると思います。ここぞという一撃を喰らわせるための選択として、硬い素材のAAやAAXを選ぶのはアリ。僕が導入するならチャイナとライドはAA,AAXかなぁ。

でも全部硬い素材で統一してしまって本当にいいのか?やかましくならんか?
クラッシュとハットは特に刻む回数が多いからダークトーンのものを使用した方がいいんじゃない?

というのが僕がダークトーンを推す考えの核の部分です。気になった方は是非各シンバルメーカーのダークトーンに分類されているシリーズを使ってみて下さい。全然耳に刺さらない聞きやすい音なので。結構高いですが(小声)。

注意事項として、薄いシンバルはシンバル全体を綺麗に鳴らせる様になる必要があります。
力任せにしばいたら瞬殺で割るのでお気をつけて。


最後に僕が使用しているハットとクラッシュを置いて終わりたいと思います。
それではまた👋。


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