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戦略的撤退のススメ

ここ最近、あることを強く再認識しました。


自分が思うほど体はタフじゃないな。


今年で25歳、アラサーの仲間入りをすることになるからでしょうか。どうもみなさん、ナカジマです。

どのような状態で不調さが顕著に現れるかというと、睡眠不足ですね。もうホントに顕著も顕著(?)。
ここ最近は基本的に4.5~5時間睡眠が多いです。

睡眠不足だからといって、明らかに足りていない時間数ってわけでもありません。何とも言えない微妙な量に感じる方もいるかと思いますが、去年までは8時間睡眠をしていた人間が3時間も削っているわけです。そりゃ多少はダメージ来るよねって。

実際にどのような影響があるか調べてみました。↓

睡眠時間を削ると脳のパフォーマンスが著しく低下します。どのくらい下がるのかというと、6時間睡眠を14日間続けると48時間徹夜したのと同程度の認知機能になります。別の研究では、6時間睡眠を10日間続けただけで、24時間徹夜したのと同程度の認知機能になるという研究もあります。

6時間睡眠の人ほど「体調不良に陥る」納得理由


6時間睡眠が2週間で2徹と同じ状態ってやばくない??

え、だって”寝てはいる”けど??
周りにやたら”短い睡眠時間で動けている人”そこそこいるけど??

三大欲求の一角、睡眠欲。これはもう気合いでどうにかなる問題ではないんです。寝ないとダメージは取り切れないんです。

分かってはいるけど実行が難しいんだねこれがさ。
僕の場合、睡眠不足の弊害として日中の眠気だけでなく、最近は食欲の暴走も始まりつつあります。
そうなるのも至極当然。
睡眠不足が続くと、食欲増進ホルモンのグレリンの分泌量が上がるためです。

実際に先日、食欲のタガが外れて「もうこの際どうなっても構わん」と欲望の赴くままドカ食いしてきました。
丼満タンの白米、サラダチキン2枚分のチキンステーキ、、、



堅揚げポテト×2袋、ブリトー×2個、ワッフル×4個、アーモンドチョコ1箱、ガーナの板チョコ1枚。


・・・満たされました、本当に。
おかげさまで、体を犠牲にメンタルの回復ができました。
ジャンキー故に、次の日の体の重さは相当でしたが。笑


とまぁ今回のnoteで僕が何を言いたいかというと、

”怠惰”はダメだけど、”休み”は必要だよ

ということです。


「休まずに頑張る」、「一生懸命自分が出来る限りを尽くす」
「無理を厭わない」。

日本ではこのような姿を美徳とするような風潮がありますが、悲しいかな、それらの行為・考え方はむしろ生産性を落としてしまう場合があるということに気づいていない人が一定数存在してしまっています。


結局、”無理する”ってのは自分の身体・精神双方にとって良くないんだよね。


たまには逃げてもいいんだよ。自分にご褒美あげていいんだよ。

それで明日からまた頑張れるなら、今日くらいゆっくりしていいじゃん?
もちろん毎日ストイックに継続できる人は無理に休みを入れる必要はないと思いますが、大抵の人は休みないとやってられんから


特に脳の疲労に関しては、その疲労の素であるゴミの処理を行えるのが睡眠中しかないんです。
睡眠時間が足りていないと、処理しきれなかったゴミやダメージがそのまま次の日に持ち越されて、判断力やパフォーマンスの低下に繋がってしまうんですね。

その低下したパフォーマンスのせいで仕事が終わらない
→残業する
 →帰宅が遅くなり寝るのが遅くなる
  →睡眠時間が確保できずダメージが残ったまま出勤
   →振り出しに戻る


このような話をすると、「睡眠時間を取れないことは悪」という考えを持つ人が出てきてしまうことも事実。

面白いことに、「睡眠時間が短時間の時の体へのストレス」より、「睡眠時間を確保できなかったと考えること」の方がよりストレスが大きく合わられる傾向があるようです。考えすぎも毒ですね。




なんか睡眠が大事みたいな話の方向を向いてしまってないか?


「眠気が酷くて集中できないから、今日は潔く諦めて寝る」というのも素晴らしき戦略的撤退、英断だと思います。
「逃げてもいい」と自分で書いてはいるものの、僕のような凡人は多少無理をして活動”量”、練習”量”をこなさないと上には登っていけないわけです。


ってなると、まだしばらくはゆっくりできる時間は確保できそうにないかなぁ。


「無理は良くない」、「怠惰はダメだが休みは必要」

どの意味合いで捉えるかはあなた次第。


とか言ってるうちにもう既に0:45、早く寝ないと。
もうちょっと頑張ったらゆっくり寝れるぞ。


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