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1回読んで理解できたと思うな

最近は「1日1ページ読書」を心がけています。読書時間は小学校の時がピークで中学高校と縁遠くなり、受験期から大学1年で小学生時代の捲土重来を経て現在はゆるゆる。基本的に雑学、哲学、心理学みたいな本を読むことが多かったです。周りはデルトラクエスト、かいけつゾロリを読んでいる中、細菌の雑学、古代ギリシャの雑学、種の起源、日本史世界史etc…。小説は夏休みの課題の読書感想文以外で読んだことはないです。興味を惹かれないのもそうですが、読んだところで何の知識にもならないって思っていたところが大きいですね。読書に対する重心の違いからでしょう。にしても尖ってる。笑

最近では専ら本を読む機会が減り、noteやブログ、Podcastにインプット源を完全移行していました。「荷物要らずで」いつでもどこでも読める聴けるっていうのがかなり大きい。まぁKindleを使えばいいだけなんだけども。

インプット源をデジタル媒体に移行してたとて、本はちょいちょい買っています。自分が普段閲覧している人が参考文献を紹介してると気になるじゃないですか。この人が言ってるなら間違いないと、ある種盲目的になる時もしばしば。そして実際に届いたものを読む、読む、読む、読む、ヨム、ヨム。理解できないところ、知らない言葉、読書スピードダウン。集中力が続かない。



・・・・。



そんなこんなで結局読書習慣が途切れ、途中放棄の本がポツポツ。


ようやく最近こうなってしまう原因と対処法に気づけたんです。
ここからが本題、メインテーマ。お待たせしました、ナカジマです。




途中放棄になる原因

1回のインプットで全て取り込もうとしていた
②設定したハードルが”まだ”高かった


途中放棄しないための対処法

1回で全て取り込むのは無理だと”理解”する
②更にハードルを下げる


以前までは”1回で全て吸収し切ろう”としていました。それのせいで読書に対して”異常な程に集中力を割かなければいけないもの”というレッテルを自分で勝手に貼って、ハードルを釣り上げてしまっていたわけですね。

1回読んだ本はもう読んじゃいけないの?
理解度が100%を下回ると罰金なんて法律あるの?

ないよねぇそんなの。


「1回で理解し切れるわけがない。抜けた部分は再度読み返せばいい。」

こうやって割り切れたおかげで読書に対する億劫さは激減できましたね。


この考えに至れたのも、過去に漫画を”何周も”読んでいた経験が合ったからこそ。

初めに小説は読まないと言っていた僕ですが、漫画はめちゃくちゃ読んでいました。面白いもん。特に好きな漫画は家庭教師ヒットマンREBORN!とFAIRYTAIL。これでもかってくらいアニメを見返し漫画も読み返し、ゲームもやり込みました。リボーンはちょいちょいいるけどFAIRYTAIL好きな人全然周りにいないのなんで????あんな面白いのに。

何周も何十周も読み返したからこそ、今でも時雨蒼燕流を六の型以外全て言えたり、クソ長い横文字必殺技名も言えたり、世代別のドラゴンスレイヤーの名前特徴を全て説明できたり、漫画に出てきた氷の造形魔法の名前も網羅していたりするわけです。


・・・それって面白いからじゃないの?


実はそうじゃない。大学生になってから読んだワンピースやNARUTO、鋼の錬金術師なんかは正直全然思い出せないんですよ。リボーンやFAIRYTAILの比じゃない。なぜなら読み返した回数が圧倒的に少ないから。思い出せても有名な1コマの切り抜き状態で、ストーリーや背景なんかはめっきり出てこない。




「人生に無駄なことは一切ない」とはよく言ったもので、漫画に熱中していた過去がまさか自己成長のための読書に繋げられるなんて思ってもいませんでした。


1度で理解し切れるわけがない


だから繰り返し読み返す、聴き返す。

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