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もっともっとわからない

2回目観た。理解したいという気持ちからの観賞であったのだけれど、結局、謎が謎を呼んだ。わからないことがますます増えた。わたしは頭が悪い上に鈍感だから、ほかの人が理解しているところ、きっとできてない。例を挙げれば眞人が自ら石で頭を殴った場面、それと青鷺の正体そのものが、わからないままだ。

眞人の頭からどろどろと血が流れるシーンは鮮烈で強烈だったな。あれはナツコへの悪意だったのか、それとも父へのそれだったのか。そもそも悪意って何よ。眞人は母とは違う女性を父が連れてきたことが気に食わなくて、それで自傷行為に至った?そうだとして、キリコにも同じ場所に傷があったけれど、キリコは何に悪意を持っていたのか〜。なんて問いかけては、結局南極わからないままでいる。

青鷺は眞人の友だちということだが、そのまんま受け入れていいのか、わからない。多分きっと違う、違う。影もしくは眞人の分身、眞人の悪意?あの薄情でコミカルな青鷺の存在は、ポスターになっているくらいだから、最重要キャラクターなんだろうな。でも、なんで口の中から人の形をした醜いキャラクターが出てくるのか、さっぱり見当がつかない。人間はみんな詐欺師ってこと?青鷺そのものの姿は美しいのにな。

全然関係ないけど宮崎駿さんの作品て、風や水の表現がすごく美しいのね。音も動きも独特かつそれそのものを端的に表現しておりますね。て、今さらなんでしょう。それくらいジブリ初心者ってことです、すんません。

答えが知りたい。だからネットでメディアの記事を検索したり、noteで誰かの感想を読んでもいいのかもしれない。でも、わたしはそれをしない。まずはある程度わかるまで、考えたい。また観るかもしれないし、観られないかもしれない。気持ちは観たくてたまらない。DVD出たら買うよな。次があるのならば、なぜこのタイトルなのかを味わいながら考えたいヨ。

かと言って誰とも今作について語り合いたくないわけじゃない。対話したいキ・モ・ティに溢れてる。ラインでもメールでも電話でも手紙でも構いません。誰かお話しませんか。連絡待ってます。

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