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スペイン挑戦3ヶ月の現状


自己紹介
中川海(なかがわかい)
1999年生まれ。23歳。
大学卒業後、
スペインバスク地方でアマチュアサッカー選手としてプレー。
スペイン1年目。

本日10/31でスペインに来て3ヶ月が経過

今回のnoteは現状と感じていることを書こうと思う。


公式戦出場0


この言葉を見て、

"プロ目指してるやつが試合にすら出れてないのかよ"

とか

"散々大口叩いてダサいな"

とか思う人がいるかもしれない。


自分としても3ヶ月経って公式戦出場0は

予想していなかったし、流石に焦る。


なぜ出れないのか?


試合に出れない理由が自分にあるのなら

原因を探し改善するために行動すればいいんだけど


自分が試合に出れない理由は


国際移籍の登録がまだ完了していないからだ。


チームとの契約が決まってもう1ヶ月以上経過しているが、まだ登録が完了しない。


なぜこんなに時間がかかっているのか

本当であれば、もう既に登録完了して
試合に出場できるはずだったのだが、

チームが書類を間違えて提出していて

また1からやり直しになってしまった。


その知らせを聞いた時


正直、頭が真っ白だった。

我慢して我慢してようやく出れると思っていたタイミングだったから


すごく悔しかった。


この気持ちをどこにぶつけたらいいのか

俺はサッカーをするために

プロサッカー選手になるために

スペインに来たのに


燃えていた炎が消えそうになった。

スペインでサッカー経験のある友人からは

そんなに時間かからないわと言われたり

本当に大丈夫なの?

と心配してくれる人の言葉が


余計に辛かった。


変わらないことを考えても仕方ない


どれだけもがいても

登録が完了しなければ試合には出れないし


ただ、試合に出れないからと言って

モチベーションが下がったり


練習をテキトーにやることは

一切しなかった。


だって、いずれ試合に出れるようになるもん。


てか、今頑張らないと

登録完了したとしても


本当の実力で試合に出れない可能性だってある。


何より、

日々の練習の中で

新しい学びや気づきを得られるのが

最高に楽しいと感じていたからだ。


落とし穴



日々の練習の中でモチベーションを下げることなく
取り組めているのは良いことだが


どこかで"このくらいでいいや"となっていた自分がいた気もする。


例えば、

ある日の練習で


戦術練習の内容をしっかり理解できたから良し。

ゲームで2点決めれたから良し。

チームメイトに自分から話題を出して話したから良し。

など。


もちろんスペイン3ヶ月でここまでできるのは

当たり前のことではないと思う。


日本にいる時から語学の勉強をしたり、

スペインに来てからも毎日サッカーノートをつけてその日聞き取れた単語や

監督が言っていたことを書き留めておくなど

少なからずやることはやっていた。


その成果が出て素直に嬉しかった。


だけど、

ほぼ毎週上のカテゴリーの試合を観に行って

感じる


個人戦術の高さ


フィジカル、技術、判断、サッカーIQ、駆け引き、タイミング、緩急

レベルが高い。


そのレベルに行けば自分もそうなれるかもしれない。


でも、そのレベルに行くためには今のレベルで突き抜けなければならない。


練習のパス一つにしても出す足や強さゴロなのか浮かすのか意識すること。

マッチアップの相手に負けないこと。

シュートを全部決めること。

足が遅い分、緩急をもっとつけることなど。



上のレベルに行っても通用するプレーを意識する。


まだまだ、やるべきことが沢山ある。


自分の尊敬する人物が

口うるさく言ってた


現状維持は衰退の一歩


いくらスペインでサッカーをしていても

現状に満足していては


成長なんてするわけもない。


決して満足してるわけではなかったが


もっともっと


周りが引いてしまうくらい


ハングリーであり続ける。


スペイン人って

いい意味で自分が人からどう見られてるとか気にしてないから


そういうところは今すぐ吸収していこう。


スペインでプロになるために。

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