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GW2日目:伊根の舟屋で海に近い暮らしを覗く

さあ、GW2日目!

カーテン全開で寝てしまったため5時くらいから朝日で照らされ、まぶしいくらいに部屋が明るく、予定より早起きしてしまいました。

初日は天橋立を攻めましたが、2日目は城崎マリンワールドまで遠出して、帰りに伊根の舟屋をちょっと覗いて帰ってくる計画です。海三昧な予定!

行動開始後、即計画変更

朝食に思いの外時間がかかってしまい、ホテルを出たのが10時ごろ。

車に乗ってナビを城崎マリンワールドにセット。すると2時間かかるとの表示。事前のリサーチでは1.5時間くらいだったので、ここで作戦会議に。

このまま向かっても到着後すぐに昼食で、夕飯の時間を考えたらマリンワールドの滞在時間は2時間くらい。その後は寄り道せずに帰らねばならぬ。

微妙。ということで行き先を伊根の舟屋に変更。こちらは、1時間の移動。しょうがない。

舟屋とは、昔は木造の舟を乾かす必要があったので、家屋の1階に舟を引き上げるスペースを作り、そこから舟を出し入れできるようにしつつ、2階が居住スペースとなっている家です。

「伊根の舟屋」は、伊根湾を囲むようにそんな舟屋が立ち並び、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されているらしい

海面すれすれに家が立ってるのがいいですよね。


彷徨う駐車場難民

さて、伊根の舟屋へ向かおうにも目的地をどこにすればよいかよくわからないまま、ナビの検索ですぐ出てきたのでとりあえず道の駅に向かうことにした。

往路はスムーズだったが、道の駅では駐車場が満車で、空き待ちの車が長蛇の列

タイミング悪く、息子がご機嫌斜めになり、早く停めたい状況に。ちょっとどうにもならんなと、道の駅への駐車を諦め、周辺を散策して駐車場を探すことに。

実は道の駅には食事処以外、あまり見所はなさそうで、散策の拠点にするには適していない場所っぽかった。

このへんでは一番規模のでかい駐車場なのだが、初手からミスってしまったのである。

車で細い舟屋群の道を通り、駐車場を探すも当然どこも満車。観光客も、車も多い。

息子が限界だったので、いったん舟屋周辺から離れて車の通りの少ない道で路駐して抱っこタイム。

その隙に周辺地図をリサーチして、少し離れた大西駐車場へ向かうことに。ここまで30分くらい時間をロスした。

大西駐車場は伊根の舟屋の中心まで徒歩15分くらいの距離。駐車場周辺にも舟屋はあるがそこまで観光地化はされてないっぽい。

大西駐車場に到着したけど、ここも満車。息子が不機嫌なままで先に妻と息子を降ろして気分転換してもらうことに。慣れないチャイルドシートがストレス源のようだった。

しょうがないので駐車場のすぐそばで停車して、荷物などまとめてると奇跡的に1台の車が駐車場を出る。速攻で駐車してようやく車を降りることができた。

このときすでに12時をまわる。

抱っこして息子も落ち着いた。さて、ここから伊根の舟屋中心地に向かって歩く。

透明度の高い海と、奥の方には舟屋が並んでいた
大西駐車場の裏では釣り客がたくさん
海藻がさまざま繁茂していた。それを食うウニも多い


彷徨う昼食難民と舟屋の里巡り

移動中に妻が調べたカフェ(INE CAFE)も中心地付近にあり、食事もその辺りでとる想定で移動開始。

海岸沿いの道を歩いたが、ずっと舟屋が続いていて、見ていて楽しい。

家々の隙間から当然ながら海が見える
家屋の1階が海につながっている

途中で食事処もあったが、中を覗くと繁盛してる雰囲気もあり、見送った。

しかしこれが判断ミス。食べれる時に食べた方が良かったのと、このあたりの混雑はまだマシな方だったのだ、、

船が出入りしてた家もちらほら
排水溝の穴ひとつひとつに枝を突っ込んで点検する息子
海外からの観光客も多数。東南アジアが多い印象。

目的のカフェに辿り着くも時間は13時。途中で目覚めた息子の歩くペースに合わせたり、写真撮りながら歩いてたりで1時間かかってしまった。

やっとついたのに待ち時間長すぎて利用を見送り、隣の飯屋も1時間待ちでランチ終了時間が近づいており案内できない可能性ありと言われてこちらも断念。

また道を戻り、結局1時間近く並んで14時半に昼食となりました。食事は以下の店で舟盛り定食1800円。


刺身は美味しかった。インバウンドな観光客が来る観光地だし、値段はこんなもんでしょう。

接客は年配の店員が最悪なので、選択肢がない限りは利用なしで良いかと。笑顔もなく、外国人観光客らに「NO!」連発。ランチタイムに客が途切れず、休憩もなく忙しくて心を無くしたのだろうか。

Googleマップのレビューもひどくてやっぱりなという感じ。


海に近い暮らしと穏やかな海

景観はとにかくよい。海況も安定しており、とても穏やかな海。

200円で舟屋見学もできた。昔の白黒写真が飾られており、以前は漁業1本だったのが、観光業も入ってきて町の活気も変わったものになったであろうと勝手に妄想。

なぜか懐かしさを感じる舟屋内
とにかく天気が良かった
生活の場と海の近さよ
ぜんぜん波立たない穏やかな海

一方で、最近は、オーバーツーリズムも問題になってるようで、自治体も試行錯誤してる様子。

以下に指摘されているように、地元の「暮らし」を売りにするならば、観光客が住民の生活圏に近づいてしまうのも無理ないかなと。

駐車場問題はバスでピストン輸送するなどやり方はいくらでも解決策は思いつくが、ブランディングはちょっと大変そう。


ということで、歩き疲れたこともあり、2日目は早々に切り上げて帰路につきました。

本当は丹後半島をぐるりと回って鳴き砂の浜や灯台も巡りたかったがこちらも断念。次回は城崎に拠点をもって動くのが良さそう。

この日は日焼けのヒリヒリを感じながら早々に就寝しました。いろいろあったが良き旅でした。

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