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WESTANTS7:ぷよぷよ3:浅草1


WEST ANTSの方々が東京にいらっしゃって、またまたナルゲキで交流することができた。
今回で3回目になるけれども、毎度ナルゲキの楽屋ではチーム単位で過ごしつつ絶妙に各所で様子を見合っている節がある。例に違わず今回も楽屋各所で「へえーそうなんですね」という応酬があったんじゃないかという気がするが、それでも少しずつ少しずつわだかまりが解けていっているような感じがあって、それが(めちゃめちゃダイナミックに喩えるなら)付き合いたてのフレッシュカップルのようで良い。要するに、少しずつお互いの情報を分かち合って、時に地雷を踏まぬよう気を付けながらセンシティブな部分にも突っ込んでみたりして、そうしたリスクを負うからこそ絆も深まっていくみたいな、そういうフレッシュカップルのようで良い。フレッシュカップルのようでとっても良い。
前回であれば後輩のハノーバーに乱暴に絡みに行ったとして「ごめんねーー!しんどかったらごめんねーーー!?」と心で叫びながらぶつかっていったところ、今回は「良いよねーー!?もうここまでいっちゃって良いよねーー!?」というところまで踏み込んでいけたような気がする。前々回は先輩なのか後輩なのかも分かっていなかったわけだから、そう考えると非常に嬉しい前進な気がする(自分が先輩だと分かるや否や「横柄権」獲得という認識のもとガンガンいけて嬉しいみたいな、そういうことじゃないんだよ、そんなさ、短絡的なことじゃないんだよ、違うよ、勘弁してよ)。
ともかくもみんなのことが少しずつ分かってきて、おしゃべりできて、そうすると舞台の上でも会いたくて、でも全部はかなわなくて、持ち越されたまま楽しみに待つみたいなね、くすぐったくて良いよね。甘っちょろいかね?まあ良いじゃんね。

絶対的7%の森田さんと第1回の時以来でまたコーナーの仕切りを任せていただけてとっても良かった。「今回は初回の時と違って参加者にAマッソさんも風穴さんもいないからまあ、穏便に収められるんじゃないかな」という見立てから大いに外れて、怒号の飛び交う大乱闘、ただただ立ち尽くすほかなくて、良くなさ過ぎて、とっても良かった。森田さんは最近ぷよぷよを始めたそうで、レートで全然勝てずにもがいているようだった。めちゃめちゃ分かるから、どうか辛抱して欲しい。未来は明るい、こんなに無限に楽しいゲームは無い。今回かなわなかったけれどもまた顔を合わせることができたならば懇切丁寧にGTRの組み方と、初心者でも分かりやすい連鎖尾の入れ方をレクチャーして差し上げる。

風穴あけるズのコブラさんに、風穴(僕たちと、ママタルトと、ストレッチーズと、ひつじねいり)について、風穴あけるズがこの世に存在しており、その上で風穴というユニットが存在してしまっていることに対して弁明?釈明?することができた。コブラさんが一度風穴(ユニット)の告知ツイートをリツイートしているのを見かけた時は「なんだと…」と血の気が引く部分と「ついにこの日が来たか…」と覚悟を決める部分とがあって、今日という今日は説明せねばなるまい、と思っていた。結局なんの言い訳にもならなかったけれども、風穴(あけるズ)さんがM-1を獲った時にゲストで出てくれるということになった、素晴らしくロマンのある約束を交わせて良かった。

にぼしいわしのいわしさんにnoteの感想をお伝えできてよかった。読んでくださっていたのがとても嬉しくて、読んでおりますをお伝え出来たのもとても嬉しかった。ちょっとした感想を伝えることもあれこれ気にしすぎて困ってしまう。事前に大阪行きの夜行バスに乗るはなしょーはなちゃんに「いわしさんにネタ面白かったですを伝えてきてくれ」というキモい伝令をお願いできて良かった。はなちゃんは睡眠から目覚めることのないおじさんに通路を塞がれ、サービスエリアで降りることもかなわず、お手洗いのタイミングを逃し、絶望的な中でも伝令を快諾してくれて良かった。
人と人とのつながり、とてもラブリー。



ぷよぷよ最強リーグ、ついに1年間の戦いを終えてシーズンが終了した。momoken選手、優勝おめでとうございます。運営の皆様、本当に本当にお疲れ様でした。別に届くわけでもない言葉を、別段興味もなかろう方々の前で垂れ流す、心苦しかろうがそれでも垂れ流す、それくらい素晴らしい大会だった。血がたぎる試合を見るたびに「ああ、ぷよぷよに出会えて良かった」と本当に思う。貫ちゃんにあの日のバーガーショップで教えてもらって良かった、と切に思う。
一流のプレイヤーたちが、きちんと対価のある形で戦えるように、より実力が反映されるような長い本数の試合ができるように、その他諸々色んな思いを乗せて立ち上がったリーグに、いろんな人のエネルギーが乗っかって、1シーズンをやり終えたという、ただそれだけでただただ尊い。
Jリーグだろうが、M-1だろうが、その他数えきれないほどの腕試しコンテンツは全て先人たちの立ち上げがあってここまで来たわけだから、そうした類の魂の発芽を今リアルタイムで目にしているのはなかなかどうして奇跡かもしれない。すでに見逃してきた歴史がたくさんあるわけだから、今味わえるものはとことん味わっておくのが望ましい。

真空ジェシカがM-1の決勝に上がり、Twitterでみどりぷよ(ぷよぷよシリーズ公式)からお祝いされたもんだから、川北さんがぷよぷよにいっちょがみしてくれる日も近いかもしれない。ママタルトとか貫ちゃんとかフランツ土岐君とかみんなで、プロ選手とか最強プレイヤーのぷよを間近で見て「うおー!」と叫ぶ日も来るかもしれない。



「浅草キッド」がNetflixで配信スタートした。
楽屋で会った9番街レトロの京極君が早速見ました、めちゃめちゃ良かったですと言ってくれて、その場にいた後輩たちを巻き込んでどこがどう良かったかを声高に演説してくれた。僕もともかくそれが嬉しくて「そうそう、そうなんだよ」と声高に補足していったけれども、あとから振り返った時に「ものの数秒出ただけの映画をまるで自分の代表作のように鼻にかけて、鼻息荒く主張する鼻持ちならないアレな奴」になっていたような気がしてちょっとアレだった。
方々で繰り返し言ってますが、ともかく、僕が出ていたことは本当にどうでも良いんです。お笑いフリークのそこのあなた、騙されたと思って一度ご視聴ください。ぜひとも感想を語らいましょう。

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