ツギクル芸人グランプリ2023

ツギクル芸人グランプリ、決勝で戦わせてもらった。
強者ばかりが集まる決勝メンバー、なんとAブロックにて3票も獲得することができた。さらに言うと、うち1票は一般審査員から得ることができた。
トップバッターから大変な盛り上がりだった。その盛り上がりを冷やすことなく、むしろ加速させるようなパフォーマンスを繰り広げることができた。一つ前のツンツクツン万博がかなりの大喝采を浴びているのを目の当たりにした後、動じることなく楽しい感じでネタをやることができた。生放送という緊張する舞台で、かなりの近さまで顔面と顔面を接近させることに成功した。
秋元真夏さんに「妹ワーク」というフレーズを褒めてもらえた。放送にこそ収まらなかったが(たぶん)、お返しに「大好きです!」と叫ぶことができた。放送に収まらないところで「大好きです!」と叫ぶことにどれほどの意味があるかは分からないが、何かを叫ぶことができた。何も叫ばないよりは良かった。


出番を待つ間も、みんなでAブロックを盛り上げよう!と士気を高め合うことができた。5組で15分ネタをやると思おう、と団結することができて良かった。結果みんながみんなたくさんウケることができて良かった。インテイクの素晴らしいトップバッターっぷりを讃えることができた。出番を待っている間、仲嶺さんの出すツギクル芸人クイズに即答で正解することができた。

ブロックで負け終わった後も、他のブロックをやいのやいの言いながら楽しむことができた。同じ事務所の群青団地がしっかり見せつけていて良かった。見せつけるで言うと、普段一緒にやっているような人たちがきちんとそれぞれに見せつけていて良かった。ひつじねいりが勝ち上がっていて良かった。


ピッツァマンをみんなと踊ることができた。動画にも収めることができた。優勝を逃したならば、せめてピッツァマンを世に届けようと、みんなで工夫したり踊ったりできた。一体感を感じることができて良かった。

終わりで、肥満ちゃんとほそ〜と山名さんと坂本さんとご飯に行くことができた。りんかい線で新宿まで出ることも考えられたが、中継点の大崎で、せっかくなら大崎でということでお店に入れて良かった。まだ時間も早かったので、すごく空いてて良かった。
たくさんアホとかエロとかちょっと真面目な話とかできて良かった。どんな話をしたかあんまり覚えてないくらい、しっぽりやんわり話せて良かった。「決勝に出たのに全然人気出てないじゃないか」と嘆きあったのも良かった。悔しさを分かち合えて良かった。負けた悔しさと、人気が出てない悔しさを分かち合えて良かった。

頑張らなきゃいけないということには変わらないけど、なんとなく、足りないものを感じ取れてような気もして、未来を感じて良かった。なにより、たくさん笑えてもらうことができた。決勝メンバーとたくさん笑うことができた。
袖のモニターから見る爆笑問題さんはやっぱりかっこよくて、めちゃめちゃボケまくっててめちゃめちゃ笑った。出番前からリラックスすることができて良かった。また会いたいなと、良いところを見せてしっかり認識されたいなと思えて良かった。ずっと最高な、プレシャスな時間を味わうことができた。決勝に進出できていなければ味わえていない時間なわけだから、ともかく本当に決勝に来れて良かった。とてもとても良い時間だった。






優勝できなかったことだけ嫌だった。

あとは良かった。

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