10月30日(土) 晴れ、結構晴れ

少しずつまた決戦の日が近づくけれども、頑張って頑張ってどっしり構えるよう心掛けて、できる限り機嫌良くノリ良く、ケチのつかぬよう日々を過ごしていくほかない。

今日はご機嫌な二本立てだった。

16歳から22歳のメンバーが戦うレジスタリーグ、大学お笑いに名を連ねる面々が多い潮流も手伝って、普段通り「面白い〜!若き血潮が溢れてて面白い〜!」と思う瞬間と「やめて〜!いたずらに過激なくだりを入れるのはやめて〜!」とハラハラする瞬間とがあって良かった。
それはいつも通り良かったんだけれども、終演後に「コーナーのあそこ、どうでしたかね…?」と尋ねてきてくれるメンバーが何人かいたのがとっても嬉しかった。MCとして先輩として、芸人として立ててくれてとっても気分が良いというのはもちろんあるんだけれども、それはそれとして、若人たちが前のめりになってライブに臨んでいるスタンスを見せてくれたのがとにもかくにも嬉しかった。それがとっても嬉しいくらい、大学生というのは「本来別に頑張んなくて良い」のである。嫌々出てたっておかしくないし、恥ずかしい思いをするくらいなら逃げたって良いのである。ポーズでもなんでも良い、前のめっている姿を見るのはめちゃめちゃ気分が良い。僕が分かっている真髄なんてちょびっとも無いから、申し訳程度のインチキアドバイスを差し上げて勝手にご機嫌にならせてもらった。
ウイルス爆誕から長らくお休みの期間を挟み、ようやっとぬめっと毎月開催が復活したレジスタリーグ、再開した時は名前のわからない面々で埋め尽くされてしまっていて「こりゃ参った、、、」と頭を抱えたけれども、少しずつ1組1組のカラーが見えてきて、時に新星も現れたりして、良い空気になってきていると思う。来年の3月を迎える頃には、卒業を口惜しく思えるほどまでボルテージを高めていけたら良い。


下北沢のカフェに移動して、あまりにも仕上がってない新ネタを前に、粘ったりちょっと諦めたりを繰り返しながらなんとか臨んだお笑いインファイト、異様なまでにお笑いボルテージの高まった暖かい空間に包まれて3位だった。前回はヘルメットを吹き飛ばすほどの凄まじい空振りをしたことを考えると上出来だ。機嫌が良い。袖で見れた人たちもみんな面白かった。みんなが面白い、サイコーだ。
ちょっっとした掛け違いで振るわない人がいたとしてもともかく、お互いに良いじゃん良いじゃんと思ってる人たちで集まって、良いね良いねという空間で甘やかされながら荒々しいネタの卵を放り込む。ゴツゴツした粗さを許されながら、おもしろの発芽を祝う。サイコーだ。

は〜〜ドキドキする。明日も明後日もご機嫌に過ごせますように。不用意に不当に凹むことがありませんように。あったとしてもオラオラ踏ん反りかえれますように。俺たちは強い、ダンコ桜木。

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