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もっともっと耐久力を上げたい:ランニング感覚

ランニングをし、ある一定の距離をどれだけ速く走れるようになるか。それは大きな目標になると思います。また、トレーニングを行う上でも、距離を定め、そのタイムが向上していくと自分のランニングパフォーマンスが上がっていることがよくわかるようになります。

距離やタイムを定めず、どれぐらい厳しい環境下で走れるかをトライしていく方法もあります。めちゃくちゃ寒い環境、暑い環境、砂漠や山岳レースなどもそうですね。とにかく距離を伸ばしていく、長い距離にひたすらチャレンジしていくという手もあります。これは1回でとか、一週間でとか、1ヶ月で、1年間でなどいろんな期間で区切ることもできるでしょう。

ある意味ランチャットもそういった期間で区切って数字と共にランニングや運動を楽しむ、遊ぶコミュニティでもあります。

他にも、どれだけトレーニングをハードにこなせるかとか、どれだけ多くのレースに出るかなど、そのタフネスぶりを誇る行き方もあると思います。

トレーニングの効果や効率というのは非常に重要な指標ですが、ランナーにおいてそういったタフネスさを求めるのは同じ軸にはないと思いますので、そのランナーが何を求めているか、どんなことを好んでいるのか、チャレンジしようとしているかを把握しないと適切なコーチはできません。一方的な押し付けのようなアドバイスやコーチングになるリスクが生じます。

箱根駅伝を目指す上でも、それまでの高校駅伝などの距離と比べれば大きく距離が変わってきます。コースの過酷さも違いますよね。出雲駅伝や全日本大学駅伝とは違い、箱根駅伝は20kmを超す長丁場となり、マラソンの半分の距離にまで達しているので、しかもスピードとスタミナ両方を問われるようなレベルの高いレースとなっています。

単純にスタミナが不足しているという表現はよくされるのですが、そのスタミナというものの正体を表すのはなかなか一言では難しかったりします。暑くても厳しくても、どんなコースでもどんな距離でも耐えられるタフネスさというものがあります。これを日本語で言うと耐久度っていう表現ができるかなと思います。 どんなトレーニングをしても怪我をしない、故障しないというのも耐久度の目安になると思います。

耐久力を身につけたいと考えた時に、 必要なのがハードトレーニングかというとそうではなく、割とコツコツと積み上げていく方が耐久力が上がっていくような気がします。

メンテナンスやケアというのも非常に重要ですが、一方で休みなく(中断せずに)ずっと続けて行ける、レースにで続け、安定したパフォーマンスを出せるというのも耐久度を表す部分ではないでしょうか。これがフルマラソンやウルトラマラソンになるとますます耐久力が欲しくなります。

よく脚を作っていくという考え方があるのですが、足だけではなく、背中や腕、首なども距離を伸ばしたり、速く走る上では結構、厳しくなっていきます。首が痛い、頭が痛い。日常生活においてもダメージが残る、疲労が残るということもありえます。そういったことが生じないような耐久力を身につけていきたいと願うのも不思議ではないと思います。

いま神屋が市民ランナーとして、チャレンジしていく、取り組んでいく上で一番欲しいのは耐久力。もちろん速い方が嬉しいですし、センスある素晴らしい走りやパフォーマンスというのにも期待は寄せていますが、何よりも疲労しにくい身体、日常や仕事と並列しても大丈夫と言えるぐらい強いタフネスさがある身体が欲しいですし、メンタルも欲しいです。そう考えるととにかく、どうやったら耐久力が上がるかを考えてトレーニングや日々の生活を送っていくことが重要になっていきます。

耐久力という言葉を見ると久しく耐える力という表現になりますので、 大量の練習を耐え続ける方がその力も伸びてく気もしますが、実際はそれをやればやるほど消耗していく可能性も大いにあります。

磨耗、消耗してしまうとその先が続きませんので、日頃からコツコツ、コツコツ積み上げ、短期間で仕上げようとせずに長い目で取り組み続けることが大事なのではないでしょうか。私も現役時代からずっと続けていれば相当な耐久力があったと思いますが、引退後、長い目ではちょこちょこと続けてるんですが、やはり一貫してトレーニングを続けてきた、ランニング続けてきたとは言い切れないようなレベルでしかありません。ですのでどうしても耐久力の面で現状では落ちてしまいます。まさに継続は力なりという言葉のようにコツコツと長く積み上げていくという意識は大切にしたいものだと思います。

別に義務ではありませんが、長くランニングを楽しむためにも、長く自分の体と付き合っていく。それが思うように体が動く時間を少しでも長く、後ろに伸ばして行けるようにしていくためにも耐久力を身につけていくような発想でトレーニングやランニングに付き合っていくのはいかがでしょうか。

私たち走遊Labもパフォーマンスを追い求めていくような指導やコーチを行うことはありますが、一方で生涯スポーツとして長く親しむための最低限の基準として、いつでも参加できる場として走遊Labを活用して欲しいとも思います。

またランチャットではオンラインを通じて、まさに毎日トレーニングの効果を継続できるように取り組める仕組みをご用意しています。

生涯学習でも言われるように、勉強も長く続けるためにはハードな勉強を瞬間的に行うよりは、コツコツと地道に取り組むことが大切だと思います。

加古川優考塾でもそういったことをしっかりと踏まえて子どもたちのサポートをしています。

もちろん大人の方も私たちと一緒に活動していただけるなら嬉しいと思います。

一緒に継続してチャレンジを重ねていきましょう。


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