見出し画像

文学フリマ東京38

今回の東京行きのお目当てとなる文学フリマ東京に行ってきました。
絵本作家仲間に12月の文学フリマ出ませんか?とお誘いしていて、その偵察がてらに、仲間のうち行ける人たちで参戦しました。
東京での文学フリマは初。
既に何度も行っている妹は、私たちより先に入っていて、今回から入場料が必要だから人が少ない気がするという連絡をもらっていましたが、実際に着いてみたらびっくり。全然少なくない!

さくっと見本誌を見て目星をつけようとなりましたが、結局そこで1時間も費やしてしまいました。
装丁が美しかったり、こだわりが垣間見れるとじっくり見てしまい、なんなら読んでしまったりきて、その時点で随分楽しんでしまったのです。
これではいかん!と皆で我に返り、さっそく中に入ることに。

会場に入ると熱気がすごい!
クーラーは入っていましたが、エネルギーに満ちあふれている気がしました。

絵本をメインに見ようということでは、「た」の列と「あ」の列を中心に見ることにしました。
目星をつけていたはずなのに、実際に見るとすべてが面白そうに見えてきて、すぐに足を止めてしまいました。
売り子さんたちもフレンドリーな方が多くて、どこが素敵ポイントなのかを話してくれました。
皆さん、コミュニケーション能力が高いのか、はたまた作品への想いが熱いのか、それとも両方なのか、お話を聞くとより一層興味深く感じました。

予算もあることだし、ちょっと冷静になろうと、まずは一巡してから何を買おうか決めようとしたものの、一冊買うと箍が外れてしまいました。
因みに、仲間の1人が購入するたびに目をキラキラさせて、作家さんにサインを求めているのが、なんだか可愛らしかったです。

一回休憩を挟んで、終了の17時頃まで楽しんだ私たち。
なんと第二会場を堪能しすぎて、第一会場に行く時間がありませんでした。

会場を後にしてからとりあえず浜松町まで戻り、お茶しながら話していたのは
・書店で見るよりも、作者のこだわりや「これが好き!」が詰まっていた
・直接、作者の方と話すのが直販の最大の魅力だと痛感した(なんでこの作品を作ったのか、どんな画材を使っているのかまで聞いてしまいました)
・どんな本でもありなんだ、リミットはない
・作品への愛がよく伝わってきた
などなどでした。
偵察という名目で行ったのに、すっかり楽しんでしまって、行けなかった仲間たちの「こういうところを見て欲しい」の詳細をメモする余裕はまったくありませんでした。
ついでに言うと、結局、予算を超えて買い物を楽しんでしまいました。作品との一期一会感も最大の魅力の1つかもしれないです。

運動量としては大したことはなかったのですが、たくさんの情報量と、熱気とでめちゃくちゃ疲れました。
でも皆で、制作への威力が高まったよねと言いながらカフェを後にしたのでした。

この記事が参加している募集

#文学フリマ

11,627件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?