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誕生日おめでとう

ハッピーバースデー己 https://g.co/kgs/JNHJAS
という、なかねかなさんの名曲。

早起きして、
東京で開催中の美術展へいってきました。
しかも首都へ南東の気を取りにいくわけですから、きっといいご縁が来くるにちがいありません。

▢やまと絵展(上野)

国宝重文重文重文国宝国宝重文重文国宝国宝重文という、目がびっくりするくらいのラインナップ。
個人的には雪舟の屏風に全部持っていかれました。あの大胆な構図や筆致と繊細さ、躍動感。
図鑑もなかった頃に、岡山生まれの彼が丹頂鶴を見たことあったの?!、なんなの?!、素晴らしすぎました。
あと、髪の毛!
南北朝あたりになってくると、女性も男性も意匠化されてくるんですけど、髪が繊細でもうながれから何から美しい。。
あの時代、歌が読めないと恋もできないし髪がきれいじゃなければ結婚もできない。
平成生まれでよかったわ…(ごめんなさい、嘘です)。

音声ガイドは夏木マリさん。
鼓膜うっとり。
わたしもこんな深みのある声が出せるようになりたい。

▢イブ・サンローラン展

ブランドとかわからなかった母が、大事に持っていたのがイブ・サンローランのスカーフでした。

最初ディオールにお勤めだったんですね。
あまり詳しくないものか、
オートクチュールとは=高級ブランドだと思ってたのですが、フランス政府が文化を守るために、職人さんたちに与えた称号なんですね。知らなかった。

バイブルノートという、彼のスケッチから始まるのですが、流れていくイメージに打ち込まれた楔のようなエネルギー。
あとは全部職人さんたちとの協同作業。
自分の頭のなかにあるイメージを理解してもらえるよう、普段から職人さんたちと密なコミュニケーションをとるようにしていたとか。
一着のひとつの工程に物凄い時間をかけて、一切の妥協を許さない服を創り上げていく過程、気が遠くような作業。

とにかくサイズが細くて!
モデルさんみんな背が高いのに、どうなっちゃってるんだよぉ、内臓はどこに入ってるんだよおと心のなかで叫んでました。
音声ガイドが津田健次郎、
耳から妊娠しそうになりました、
恐るべしイケボ。
 
▢リッツカールトン東京

リモートで某旅館のお仕事をさせていただいているので、ホテルや旅館にお泊りしたり調べたりするのが大好きなのです。

ホスピタリティやラグジュアリー感で有名なリッツカールトン!
一度でいいからその敷居を跨いでみたいということで、大人の社会科見学に行ってきました。

誕生祝い、
50年の感謝をこめて、ハッピーバースデー己!

結論としては、
甘いものってそんなに食べられない
ということです。
でも完食!

45Fのラウンジは、
なるほど!という上質なものばかり。
スタッフのみなさんありがとうございます。

◎国ホテルの雰囲気とはまた違う、まあるくてあたたかいのにスマートな接客に、うっとりしてしまいました。
サービスしてくれる責任者の方の腕時計とか、笑顔とかただずまい。
とても勉強になりました。

ピアノのすぐそばの窓際の席で贅沢させていただいたんですけれど、
ショパンのノクターンや、
ノラ・ジョーンズ、
オーバー・ザ・レインボー、
あれ、わたしリクエストしましたっけ?というような曲ばかり。
なんとありがたい。

暮れてきたらまた綺麗

フロアでは、
ちょうど花嫁さんを真近で観ることができて、なんだか幸せをおすそ分けしていただいたような気分。 
元気の良い、弾ける笑顔の花嫁様でした。

明日からもまたお仕事頑張って、
またいろんなところへ遊びにいこうと帰りの電車で心に誓うわけです。

そうそう今回、
ほんとに親切な形ばかりで、
東京がとても好きになりました。

ヘルプマークのおばあちゃんがいらしたので、階段で手押し車を運んで足元を見させていただいてたんですけど。
通りがかりのご夫婦、
だんなさまが「持ちますよ」ってすぐ手を差し伸べてくださったんです。

地下鉄でも、
運転席が見たくてもじもじしてたら、「子供の頃を思い出しますよね、どうぞ」ってダンディなお父さんが窓を譲って説明してくれたり。

駅員さんや色んな方がほんとに優しくて親切。
幸せすぎやしませんか。
東京って砂漠なんじゃないの?
と思ってたのに、本当に良い関東出兵になりました。

感謝しかありません。
50代楽しい!
モリモリ働きます。

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