【本の紹介】しょぼい起業で生きていく

Twitterで有名なしょぼい店長さんの著書。大学卒業後に一般企業への就職路線を取らずに自分で商売を始めた経緯から現在までの過程、ここに至るまでに得たエッセンスや教訓的なものがコンパクトにまとめられている。

著書本人は「しょぼい起業」と銘売っているものの、実際に提示される内容やエッセンスは堅実かつ地に足が付いた内容のオンパレード。曰く「大量の自己資金や借り入れは必要ない」、「綺麗なオフィスや無駄な固定費は必要ない」etc,etc。実に頷ける内容です。

冒頭は普段の楽しみについても語っています。

「無料や少額でも楽しめるものは沢山ある、例えば図書館」

全くその通りです。それには前提があると言う事もバッサリと言及しています。

教養がないと図書館に行っても読める本がありません。ですので、教養があるかないかは「文化を享受できるか」どうかに直結します

ちょっとギクリとしてしまいますね。ほんと、多少なりとモノ読書習慣や教養・知識は大事だなと改めて思いました。

仕事に向かうスタンスについても言及しています。

基本的に人は「好きなことをやっているときにはノンストレス、好きでないことをやらされているときにはストレス」 ということをつねに頭に入れておいたほうがいい

全くもってそうですね。ついつい頭から抜けがちですが重要な事項です。人は好きでは無い事に無理して向かい続けると、簡単に壊れてしまいますからね、、、

自分の人生、ストレスだらけで生きていきたくは無いですよね。。仕事に対するストレスや生き方に対するフラストレーションを感じている方々にとてもおすすめの本だと思います。僕もヒントと元気を貰いました、

しょぼい起業で生きていく