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開発への興味を持ってくれると嬉しい

最近仕事での機会があり、パートナー企業の地方拠点にたまに行ったりします。地方とは言っても県庁所在地なので街的にはそれなりに栄えていて夜に呑み歩くのが楽しいレベルです(そこじゃない)。
これは自分の若い頃もそうでしたがほとんどの人はSESで外に出ており、顧客の開発のお手伝いや運用、はたまた事務仕事のお手伝いをしています。

そんな中、その拠点の若い子達(1〜3年目ぐらい)に教育(もどき)をする機会がありました。特にお題は決めていなかったのですが、技術に対する心構え的な話と、たまたま納品で持って行ったラズパイベースの製品がどんな感じで作られているかの概要をライブコーディングを交えつつ話をしました。

知識レベルはバラバラかつ、がっつり開発に入ったことが無い子達でしたが、自分から手を上げてこの会に任意参加してくれただけあって、みんな真剣に聞いてくれて有り難かったです。実に初々しい(笑)

ライブコーディングでは持って行ったラズパイを実機として、Mac上でコードを書きながら確認しラズパイ側にデプロイして実機確認、といった感じで簡単なWebアプリを作っていくのを見てもらいましたが、Webアプリにも、何よりラズパイに興味を持ってくれていたようです。

その後質疑応答的な物を行ったのですが、以下の様な内容を聞かれました。

Q:なんでプログラミングをはじめたのですか?
A:ゲームがやりたかったから。

Q:今学習するとしたら、どの言語が良いですか?
A:仕事に役立つという意味だとプロジェクトで使っているメイン言語を掘り下げるのが良い。将来であればPythonかRubyが良いのでは。Web系をやりたい場合はJavaScriptも。

Q:今個人的に好きな言語はなんですか?
A:Go、Rust。

Q:どうやったら言語を効率良く習得できますか?
A:その言語で作れる何かテーマを決めて作ってみるのが手っ取り早い。

Q:学んだ言語を活用するにはどうしたらよいですか?
A:プロジェクトで本体と関係は無いけど役に立つちょっとしたツールを作ってみるとか。あと営業さんに頼んで使えるプロジェクトを探してもらう

Q:学習時間はどうやって確保してますか?
A:プロジェクトの隙間時間の気分転換。あとは自分の趣味時間。

Q:学習用の本が高いです。
A:良い本であればすぐ元は取れるので、下手にWebを彷徨うよりは安上がりです。

Q:プログラミング以外に学んだ方が良い物はありますか?
A:英語、数学。

Q:(運用系で)割と単調な作業が多くて辛いです。
A:自分が楽になるような運用方法を考えるか、ツールを作って楽をしましょう。

Q:学習するの際にPCを壊してしまったりするのが怖いです。
A:ラズパイ買いましょう。壊れてもすぐ戻せます。

とまぁこんな感じでした。

その後の飲み会で色々話していたところ、事務の子もプログラミングへ興味を持ってくれたようで、VBAなんかについて色々と話しました。何よりみんな前向きにプログラミングや開発と向き合おうと興味を持ってくれているのが嬉しかったです。この業界に就職していれば当たり前と思うかもしれませんが、まるで興味を持たずに仕事としてタスクをこなしているだけの人も結構多いですから。

この会は定例化しそうなので、きちんとカリキュラムとテキスト作って開催していこうかなと考えています。そのあたりの成果物や経過なんかもまた書こうと思っています。

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