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コラム・エッセイ

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日常のログや思ったことをまとめていきます。
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#居酒屋

2023年の振り返り

2023年の振り返り

とは言っても、今年は大したことはしていないし、特に旅行などに出かけたわけでも無い。平々凡々と過ぎた一年だった気がする。中庸的に暮らせた、という意味では理想的ではあるが。

仕事では、丁度年明けから取りかかっていたプロジェクトが、12月頭に無事クローズした。なかなか長丁場ではあったが、淡々と進められたプロジェクトであった。
その他は一年かけて、社内インフラの解析をせっせと行っていた。年が明けたらメモ

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致し方無いとは言え

致し方無いとは言え

定宿の休業が五月末まで延長された。

散歩ついでに張り紙チェックに行った所、丁度マスターが日付を書き換えに来ていたので少々雑談を。マスターも呑兵衛なので毎日ヒマしている都のこと、近所は飲み屋さんやってないしね。まぁお元気そうで何より。

しかし、ほぼ分かっていた事とはいえ若干落ち込む気分。

ここ数年ずっと在宅なので、週一の定宿での呑みと常連でのお喋りがいかに気分転換になっていたか、今更ながら気づ

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引きこもり脳は梅雨がお好き

引きこもり脳は梅雨がお好き

いよいよ本格的に梅雨の時期に入ってきました。外出時は若干億劫になりますね、何より傘が邪魔です。

そんな梅雨ですが、僕は結構好きです。もちろん外出時に雨だとうんざりすることもしばしばですが、それならばいっそ「雨だから外出しない!」という屁理屈を捏ねて、自宅に引きこもるという戦術で攻めて行きます(笑)。

主立った趣味が室内での作業がメインの自分にとって「外出しづらい」のはまるで苦になりません。むし

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小鮎の天麩羅は梅雨の前触れ

小鮎の天麩羅は梅雨の前触れ

春が終わりかけ、気温が夏っぽくなる日が多くなる時期にメニューに登場し始める子鮎。これを使ったメニューが出てくると「そろそろ梅雨が近いな」と思い始める自分がいる。

子鮎を使ったメニューの中で、個人的に一番好きなのは天麩羅である。子鮎の天麩羅、丸ごと一匹衣に包まれて、からりと揚げられてくる。それが数匹油吸い紙に乗せられて目の前に登場する。

まだ小さいので骨はそれなりに柔らかく、頭からがぶりといける

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赤星があるのは良いお店

赤星があるのは良いお店

ビール。酒を飲み始めの頃はまるで呑めなかったが、不惑を超えてから呑めるようになった。

クラフトビールや各種生ビールも良いけれども、やはり一杯目は瓶ビールで行きたい。

瓶ビールの中でも、赤星は最高だ。あくまで個人の好みだが。

これが置いてある店で、今まで外れだった店は無い。例外なくどこか取り柄のある良い店だ。

中でも最高なのは、赤星が大瓶なお店だ。

自分がよく行く常宿は、これに惚れ込んで

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初夏のお供に冷や奴

初夏のお供に冷や奴

夏の日や 一息に呑む 酒の味(八十村路通)

ぼちぼち初夏と呼んでも良い季節に入ってきましたね。地味に暑めの日も徐々に増えてきている模様です。こんな時は香りが良いお酒を常温でクッといきたいものです。

お酒のつまみ、しかも季節が夏に入ってきているとなれば、定番は冷や奴でしょう。食欲の無い時にでもあっさりするりといただく事が出来ます。

出来ればお豆腐はキリリと冷えているのが望ましい。木綿か絹ごしか

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老害の例

老害の例

自分自身も「老害」と呼ばれておかしくない年齢域に差し掛かって入る。そんな中でどう見てもこれはあかんやろ、という反面教師とちょいちょい顔をなじみの居酒屋で顔を合わせる。

まず口を開けば過去の武勇伝が始まる。とめどもなく語り出す。誰かが突っ込みを入れようが容易には止まらない。しかもその内容たるや下ネタ、セクハラ、パワハラ、馬鹿の開陳のオンパレード。当人は格好いい話と思っているようで陶酔気味に話してい

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自分流居酒屋選びのルール

自分流居酒屋選びのルール

飲み歩き自体が趣味で、ちょくちょく新店を開拓したりもします。飲み屋街をうろつくのは単純に楽しい。しかし入る店を選ぶ時にはそれなりに悩みます。そんな時に「どういった基準で店を選んでいるか」を聞かれる事が多いので、自分なりのポイントと基準を書き出してみます。

1.店構えこぎれいな感じか風格のある感じ。年季の入ってそうな感じで個人店がベスト。のれんも注目ポイント。多くのお客さんが出入りしていれば必然と

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