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にわけんのフードエッセイ

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飲み歩いたお店の紹介や美味い物、お酒や料理など食に関することなどのログ(記録)を綴っていきます。 呑めそうならどこでも呑む!が信条です。
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2023年2月の記事一覧

春子鯛の酢締めで少し春を先取り

まだまだ寒い日がたまにありますね。でも総じて春を少しだけ感じるような日も多くなってきています。 帰り道、寒いと一献やりたくなるのは人情と言ったところ。そんな時に春子鯛がお奨めに載っていたら、ふらりと寄らざるを得ません。 と言うわけで、いつもの早稲田 㐂の下へ。 まずはお目当ての春子鯛の酢締めを。お供は辛口の日高見です。 うっすらと脂がのっていて、塩加減も酢締め加減も実に好みの塩梅。ほんのり甘みが感じられる春子の旨さを引き出してくれています。 薬味の穂紫蘇の花を添えて食べる

【本の紹介】ミニマル料理

チェックしている料理家さんが「料理店なら置いておくべき本」的な言及をしていたので買ってみました。読んでみて確かにとうなずきました。家庭にも一冊置いておくべき本なのではと感じました。 多数の料理本を出されている稲田俊輔さんの著書です。 色々な料理の基本部分を抜き出した感じのレシピ書名の通り、本当にミニマルな感じのレシピが載っています。食材の種類や下ごしらえ的な部分がミニマル。調理手順もミニマル。使う調味料もミニマル。凝ったレシピの料理本とは対極のレシピがずらずらと並んでいます

早稲田 㐂の下の小鰭と浅蜊の酒蒸し

なんとなくさっぱり目のものが食べたくなったので、久しぶりに㐂の下さんへ訪問。 相変わらず美味そうな品書きが色々あるけれど、今日の目当ては小鰭。とても自分好みなんですよ。 まずはお通しでちょいと喉を潤します。 今日はイイダコを炊いたのと菜の花のおひたし。 ほんのり甘辛に炊かれたイイダコは柔らかく、噛めば旨味が。菜の花はいい感じに出汁が効いていて、良い香りが口中に広がります。 さて、本命の小鰭。今日は船橋産だそうです。春っぽい装いですね。 ここの小鰭は塩加減と酢締めの加減

大門でお参りしつつ、博多うどん

ずいぶんと遅くなってしまったが、今年のお守り更新に大門までぷらぷらと。 しかし芝太神宮の強運守りは残念ながら品切れ。 と言うわけで、今年は勝ち運守りのお世話になることにしました。大河ドラマ徳川家康だし! 久しぶりの増上寺と東京タワー。 大門に来る楽しみはここ。官兵衛の博多うどん。 もちろんごぼう天トッピング。独特の麺の食感とあごだしベースの汁がなんともマッチ。ごぼう天はサクサク。 セットでかしわめしのおにぎりも。これも外せない一品。鶏の旨味が詰まった醤油味。博多うど

スパムカツ

いつもの加賀屋。最近のお気に入りメニューは「スパムカツ」。 こってりしつつ、あっさり味もある風味。 本体にうっすら塩味がついてるので、自分的には何も付けずにそのままかじるのが好きです。 サワーやビールにも合いますが、日本酒にもばっちり。 もちろんソースをかけても旨いです。 もしどこかでみかけたら、1度ご賞味下さい。ハムカツとはまた違う味わいが楽しめますよ。