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読み放題対象「なんで民主主義すぐ死んでしまうん?」

節子どうしてどうして

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今日も今日とて、リベラルなみなさんは、「民主主義を壊したアベが~!」と叫んでいる。まったくもって「民主主義は死んだり壊れたり」目まぐるしい。「民主主義さん」は、一体何度(リベラルの都合で)殺されたり、壊されてしまうのだろうか。

民主主義を愛するひとたちに限って、すぐに民主主義を殺す。なぜなのか。彼らは、安倍政権時代、法案が成立するたびに「民主主義が死んだ!」と叫んだ。さらには「民主主義へのクーデターだ!」「テロルだ!」と咆哮した。民主的に審議をつくした結果、民主的に多数決で法案が決まっただけで、なにがクーデターでテロなのかさっぱりわからない。だから今でも「彼ら」は「アベは民主主義を壊してきたのでその報いで殺された!」とかいっている。別に有象無象のアカウントだけではなく、野党の国政議員や文化人たちまでもだ。

だが、実際には民主主義の死を憂う人たちは、むしろ民主主義を殺そうとする

なぜって、テロリストが20年前の怨恨から「アベは統一教会と癒着してる!だから殺す!」と凶行に及んだら、その主張をそのまま引き継いで、左派言論人にマスコミ、そして政治家が「そうだぞ!自民とカルトはズブズブの関係だ!」と疑惑を煽る。「ズブズブ!ズブズブ!」と盛り上がっている。ワイドショーも視聴率がとれてしまうのでヤメラレナイ止められない。逆らうやつらこそ「非国民」といった状態だ。

彼らは「私は暴力テロには絶対反対!」と保身をはかりながら、「彼がしたことは到底ゆるせないとはいえ~」「しかし犯行に及んだ彼のやむにやまれぬ心情は~」と寄り添いながら、「自民はカルトとズブズブだ!徹底究明しろ!」語り始める。いってみれば令和において、自分の意志を相手に強要させ、社会を動かすためには「暴力テロ」が非常に効果があったことが、安倍の暗殺によって示されてしまった。本来、これこそが「民主主義が死んだ」ではなかろうか。

そう、貴方も感じなかっただろうか――、民主主義を愛する人達、民主主義に全然むいていないのではないか。何故こうなった?――このモヤモヤを感じていた人は、以下よんでスッキリしてほしいと思う。実はこれは必然なのだ。

はじめにいっておけば、彼らに「民主主義の危機を感じさせる正体」こそが「民主主義」であり、そんな彼らの幼稚な精神は、全体主義をもたらすのだ。彼らが民主主義を深く愛しているが、それゆえに必然として反民主主義である。

現在進行形の「要人暗殺というテロは、テロリストの政治目標を達成するという意味で、大成功」――この日本史にも特筆され、語り継がれるような「民主主義を愛しているはずのリベラルが扇動した反民主主義的なテロ」という珍事はなぜおこったか。貴方もうすうすお気づきだろう。この現象はすべて――

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