マガジンのカバー画像

ニワカ式note リベラルは窓から投げ捨てよ!

優しいネトウヨのための嬉遊曲。 おもしろくてためになる。よむといいことがある。
ちょっと新しい切り口でSNSでもりあがった話題を取り上げます。月に1~2本の本格的な論考、2本以上… もっと詳しく
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

#安倍晋三を取り戻す

読み放題対象「なぜインテリリベラルたちは”死んでも許さぬアベシンゾー!”がやめられないのか」

「死んでも許さぬアベシンゾー!俺たちの闘いはこれだからだ!」――この情念が、安倍晋三の暗殺後、リベラル界隈をずっと覆っている空気だ。そう、今もずっとだ。 え? ほんとなの? という感じだが、ほんとにこれだけで彼らのおよそ合理的ではない行動原理、説明できちゃうのだ。 なぜいつまで経っても彼らは「死体蹴り」がやめられないの?「(自分たちは正しい側にいると思う)リベラル・インテリ層」たちが、いつまでたっても「アベ」が憎くてたまらない。自らの“良識”を自認し、知性や、学歴の高さを

読み放題対象「安倍が終わらせた時代」

abstract リベラルのみなさんが、「アベは何も反省していない!」「アベは、なんもかんも人のせいにしている!」「アベは嘘ばかり!」と盛り上がりはじめた……。 あいも変わらず、「死んでも許さぬアベシンゾー!俺たちの戦いはこれからだ!」という感じだが、例のあの「安倍晋三回顧録」の話である。 あのラノベのように面白い「安倍晋三回顧録」が、リベラルメガネを通してみると、たちまちにして、「アベの姑息ないいわけ回顧録」に変換されてしまう。 ――「リベラルな人達」的には、安倍晋三

読み放題対象「よくわかる維新の裏側」

「維新がなんで強いの?」とか、なかには「東京の人間は大阪をバカにしてるから理解できない維新の強さ」「ほらね、Twitterインテリが笑ってる間に着実に維新は党勢を拡大した」 などなどネット世界には、いつもの「お前らわかっていないが俺様はわかっているぞ」系の対立煽りの声がこだまする。 そうして一方のリベラルのみなさんは「維新は自民党以上に統一教会とズブズブ! 壺政党だから躍進した!」とか、いつものアレなことを叫び騒いでいる。 当たり前だが、そもそも「関西の保守」といっても

読み放題対象「テロルと民主主義のパラドクス」

でもね、それを投げ出しちゃだめなんだよ?―― 去年は元首相が手製の銃で暗殺された日本、今年は現役首相が手製の爆弾で暗殺される――あと少しで、そんな国になっても何の不思議はなかった。 至近距離に爆発物を投げ込まれたテロで、岸田首相が無事だったのは結局、運がよかったというだけにすぎない。 安倍暗殺以来続く不思議に浮ついた嫌な空気――「要人暗殺は、テロリストの政治目標を達成するという意味で、大成功してしまった」――この日本史にも特筆され語り継がれるような珍事はやはり、あまりに

「日本に自民党より右な政党が育たない本当の理由」

abstract 日本保守党が話題である。 なぜ?ってもちろん予想を上回るものすごい盛り上がりだからだ。 あの大阪ヨドバシ前の街宣における大混乱と中止は、「この人たちは、国を守るといいながら国民も守れないのか?」とむしろ「保守層」からも多くの「批判」が殺到して大炎上していた。しかし一方で、既存マスコミには頼らずSNSを中心としながら、この人気加熱ぶりは、やはり素直に驚嘆してしまう。 もちろんこれは、リベラル側の人々は例によって例のごとく、「直球の優生思想・排外主義にみ

有料
600

読み放題対象「失敗の本質――もうモリカケ桜は終わったんだ」

野党は奮戦した。小西文書で高市早苗大臣を追求し、さらには”しゃもじ”で岸田首相を追求した。 ――だが、その奮戦の結果は、多くの人々が予想した通りだった。 「こんなことを続けていて、野党は支持率が上がるとでも本気で思っているのか?」「俺は自民党が嫌いだが、野党こそが最も優秀な自民党応援団なのではないか?」という声声。 まさにその通りの結果が、コレほどハッキリでたことはかつてなかったのではないか。わかりやすい。 もちろん首相のウクライナ「電撃」訪問など様々な複合要素がある

「なぜ現代リベラルは不安を煽るのか?」

かつてリベラルな人々といえば、「不安につけこみ恐怖を植え付け民衆を支配し扇動する!ファシズムだ」みたいな話をよく繰り返していた。実際に少し前は「国民脅し不安感あおる」と安倍首相(当時)を叩き、「ナチスの手口だ」などといっていた。 人間のポジティブな感情を刺激して動かそうとしてもインセンティブが働かない。 不安、恐怖、焦燥感などネガティブな感情につけこみ、大衆を支配するというのは、もっとも効果的なイデオロギーの宣撫方法なのだそうだ。そうして「人々の不安につけこみ扇動する側」と

有料
650

読み放題対象「“終わりなき日常”を生きられないアベガー」  

それは現代の寓話のようなお話だ。 前世紀末にオウムのテロ事件をうけて「終わりなき日常を生きろ」とかいってたシャカイガクシャが、「終わりなき日常」に耐えられず、すっかり「アベガー」になっちゃっていた……。 なにをいっているわかわからないと思うが、私もわけがわからない。だが、安心してほしい。どうしてこうなったのか、これからスッキリ解説する。現在の宮台真司氏に対しては、マスコミも言論人たちも全然、批判を語ろうとしない。そこでニワカが書くことにした。以下は実際に宮台氏がどのような

ニワカ式「それでも私が西大寺にいった理由」

何をいっているのかわからないという感じだが、現代ではリベラルはリベラルではないから嫌われている。西大寺は「リベラリズムの墓標」である。そんな現象を取材してきた。 さて、今日は私の個人的な体験から書く。安倍さんの一周忌、私はやはりあの西大寺にいってきた。 私が西大寺の駅構内を通りかかると、何よりも目につくのが警察官の姿である。ひたすら警察官の姿だ。その警察官が、ぎょっとした顔で、

読み放題対象「アベジャーノンに花束を」

わけがわからないよ、思わず呟いてしまった。 あいもかわらず国葬は「弔意の強制だ!」「思想信条の自由を奪う!」と燃え続け、なかには「国葬の政治利用をやめろ!」などという謎の言葉が生まれて人々は生温かい笑いに包まれた。 そうした中、エリザベス女王のご逝去のニュースが流れてくると、いつもの国葬反対派の人たちが、安倍晋三の国葬をくさすために、「チンケなアベの国葬と違いエリザベス女王の国葬は本物だから恥をかくぞ!」とかいい出しはじめた。これ、すなわち、「本物の国葬を見せてやりますよ

読み放題対象「キョンのいないハルヒの世界」

なるほど、こういうことなのか。 あの日からずっと行かなければならないと思い続け、ついに私は奈良の西大寺へいってきた。 そうして、わかっちゃったのだ。 ――今回も、ちょっとアレすぎて、あまり表で書きたくないことを書く。 その日、私は、東京から奈良へ。そして西大寺駅の北口に降り立った。事前に情報は得ていた。すでに供花する場所もないし、現地にいっても、なにもない。もちろん、あの懐かしい「安倍ちゃん」にまた会えるわけでも全然ない。 それでもやはりどうしても、あの場所にいって

読み放題対象「なぜ“良識”ある知識人たちは“あべしね”にとりつかれたのか」

さすがにそれはないんじゃない? 安倍晋三氏の非業の死をうけて多くの人たちが語り始めた。 「なぜ彼らは“アベしね”など、『死すべきもの』として、執拗に安倍というキャラクターを毀損し続けたか」についてである。その前近代的な怨念力はなになのか――そして私達が彼らの行為に「本質的なおぞましさ」を感じる理由とはなにか。――あなたのモヤモヤをすっきり解明するニワカちゃんです。 彼らはまるで前近代的な呪術を信仰するように安倍晋三を「あべしね」の言霊で呪い殺そうとした。 ・・・そして

読み放題対象「私達は、私達の死者を取り戻そう」

私達はどれほど困難であっても「死者の物語」を取り戻さなくてはいけない。 ――今回は、ちょっとあまり表で書きたくないことを書く。少し一緒に謎解きしてみよう。 貴方は安倍晋三の国葬をご覧になっただろうか? 私はこの国葬をみてとても不思議な気持ちになった。

読み放題対象「なんで民主主義すぐ死んでしまうん?」

節子どうしてどうして 今日も今日とて、リベラルなみなさんは、「民主主義を壊したアベが~!」と叫んでいる。まったくもって「民主主義は死んだり壊れたり」目まぐるしい。「民主主義さん」は、一体何度(リベラルの都合で)殺されたり、壊されてしまうのだろうか。 民主主義を愛するひとたちに限って、すぐに民主主義を殺す。なぜなのか。彼らは、安倍政権時代、法案が成立するたびに「民主主義が死んだ!」と叫んだ。さらには「民主主義へのクーデターだ!」「テロルだ!」と咆哮した。民主的に審議をつくし