マガジンのカバー画像

ニワカ式note リベラルは窓から投げ捨てよ!

優しいネトウヨのための嬉遊曲。 おもしろくてためになる。よむといいことがある。
ちょっと新しい切り口でSNSでもりあがった話題を取り上げます。月に1~2本の本格的な論考、2本以上… もっと詳しく
¥1,000 / 月
運営しているクリエイター

#リベラルは衰退しました

「この星の記憶」

なにをもって他人の生命を後から「犬死だった!無駄死だった」ということができるのだろうか。なぜ「死者は、今の私達と繋がっている」といえるのか。今、クリアに書いておきたいと思う。別に「かわいそうだから」とか「そうしないと気の毒だから」というわけでは全然ない。 「目が覚めると1945年の日本だった」―― 発端は、現代の女子高生が昭和20年の大日本帝国にタイムスリップして当時の”若者”である特攻隊員と出会い、恋に落ちるという話だ。この原作の『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

有料
800

ニワカ式「また”正義”が勝ってしまった」

(本noteは、2024年2月27日の最新投稿です) そう、また”正義”が勝ってしまったのだ。 何の話って、ついに「いいね罪」が確定してしまった。最高裁で「伊藤詩織を中傷するようなSNS投稿に、執拗に『いいね』を押したのは違法であるから、杉田水脈は55万円の賠償を払え」と、杉田水脈の敗訴が確定したのである。 あいも変わらず”正義”の人々は、この判決に「当然だ!」「むしろ賠償額が少なすぎる!」「最悪のレイシストの杉田水脈は反省しろ」「一歩踏み込んだ画期的判決!」と大喜悦状

【読み放題対象】「日本の独自のアレは、世界に恥ずかしいから配慮しようよ」みたいなこという人こそが、最も「日本人」的なローカル極まった倫理構造の体現者だよね、という話~「なぜ多様性は、統一されてしまうのか」

「世界はこんなにも進んでいるのに日本人は遅れてる〜」「国際社会から取り残されるゾ」というような言葉。貴方も何度か聞いたことがあるのではないだろうか。Twitterではあまりにも溢れかえった言葉だ。 この言葉、いってみれば「世間様が許さない」「世間から酷い目にあうぞ」という言い草と似ていないだろうか?この思考の枠組み自体が、そもそも「世界」や「国際社会」を、なにか「大きな世間」の一種だと誤解している。つまり、「世界が~」「国際社会ガー」といいながら、それをいう人間は実は極めて

【読み放題対象】リベラルは衰退しました ~普段は「国民の声をきけ」「民意は正義!」としている癖に、自分に民意が味方しないと「国民は愚かなり」とするリベラルのみなさんたち~「ゆるふわ愚民論」

今日も今日とてリベラルが負けると、まろびでてくる「国民は愚かなり!」という叫び声。毎度の恒例行事でうんざりなのだが、今日は今どきのリベラルな愚民論の解剖をお送りする。どうして愚民論が生まれるのか、そして愚民論がもたらす全体主義について。これから私が書くことは単なる「はいはい、日本のリベラルはすぐ自分たちの正しさが理解されないと、その不快感に耐えきれなくなって、国民は愚かだといい出して、民主主義を奉りながら民主主義のショートカットばかり考えるね」という話ではない。なぜそうなるか

【読み放題対象】普段は人権人権いってる人々に限って、すぐに人権意識がバグる理由

今日も今日とて、普段は「人権人権!」と高らかに叫ぶ人たちが、いとも簡単に他人の人権は踏みにじる闇落ちをみる。たとえば、今月だけでも奇妙な違和感・・・「あれ???ワタシもしかして同じ数日間を何度も何度もループしてる?これ19233回目???」みたいなエンドレスで同じ日々がやってきているような不思議な感覚に襲われた。一言でいえば、