庭ぐらしダイアリー SFに浸ってみる

今日は映画の「インターステラー」を観た。
もしかしたら、数百年後にもこんな世界がやってくるかもしれない。その時に、昔のコロンブスたちが大陸を探し旅に出たように、宇宙に地球以外で住める惑星を探しに行く可能性もあるのかもしれない。そんなことを考えた。

中でもいちばん興味深かったのは、「愛は可算できるエネルギー」なのかということである。これだけ書くとスピリチュアルみたいな感じだが、今回はそれを言いたいのではなく、リアルに愛は質感として伝わるということだ。例えば、映画の中だとその象徴となるものを介して何かを伝えていた。そんなふうに、何か物質的なものを介して、エネルギーを使うことができるのだろうか。

映画の中では起こったが、科学で証明できるのか。アインシュタインが相対性理論を証明した時に同時に愛というエネルギーに言及したという話を聞いたことがある。(正確かは定かでない)逆に、科学で証明できなければ、人は「確かだ」ということができないのだろうか。

わからない。

概念としてあるものは、概念を使ってじゃないと人間に理解できない。だからこそ、自分がわかっていることを伝えるために、皆がわかるもので次世代に伝えられる。それを伝えるものは、介する人にしか介せないものであって、それを「言葉」と定義すると、その「言葉」を介する人がまた違う「言葉」を使って伝えていく。(「言葉」は時に絵だったり、写真だったり、映画だったりする)
だからこそ、もっと噛み砕いて、物語を伝える。大勢の人に理解できる言葉で伝えていく。それが、今伝わっているものなのだと思う。そのために書かれたのだから、多くの人に語り継がれなくては意味がない。

SFって案外リアルをついているから、テーマやストーリーや見せ方はキャッチーにするけど、リアルなところをついてたりするよなって改めて思った。星新一のショートショートしかり。

SFな今日この頃でした。

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