Life is learning 問いの始まり

本日小さな一歩を踏み出したと同時に、これは今後もし同じようなことを考えている人の参考になるかな、と思い、ひとつ書いていくことにした。

それは、大学院に入ることである。

今この時点だと、ただオンラインで教授とお話させてもらった、ということしか書けないのだが、入るか否か(入れるか否か)は別として、ひとつの軌跡にはなりそうな気がしているので、記録できるだけ記録しようと思う。(Life is learningシリーズとしてまとめることとする)

※ちなみに、大学院と書いたが、生涯学ぶ全ての人に共通する部分もあると思う

①今までやってきた分野と異なる学問を学ぶ
わたしの大学の学部は地域創造学。近年になっていろんな大学に設立され始めた。地方の人口減少が叫ばれ、自然と人間の分断による弊害が目に見えてきたからこそ誕生した現代的な学部のような気もする。(コロナでリモート化が進み、より注目される分野になっているかもしれない)ちなみに地域という概念自体が割と抽象的なこともあり、専門性は薄い。だからこそ、いろんな分野を超えて学べたありがたさがある。

しかしながら、その時からわたしに疑問が生まれた。その疑問がこれまでわたしをいろんなところへ連れて行ったり、体験させた。このnoteのキャッチコピーとも共通しているのだが「人間と自然の関係性」である。(なぜこれに注目し始めたかは、また今度書くこととする)今までは野良研究的な感じで個人的に活動していたが、それをより深めたくなった。今出てきた自然と人間の関係性が「芸術」であるという仮説を学んでみたいのだ。学問で言えば、人類学。

そもそもわたしがなぜ人類学に興味があるのか? と聞かれたのだが、基礎的なことなのに正直分からなかった。ただ、この今のところずっと考え続けている問いを出すことに、ある種の限界を感じ始めていて、今わたしが我流に学び続けるより、体系的に一度自分がやってきたことを捉え直したいという気持ちがあった。そのヒントとなりそうなのが、人類学の先生だったというごくシンプルなことだったのだ。

②大学院に行く上で必要だと感じたもの
わかってるようでわかってない、ふわついた状態で先生とお話させていただいたのだが、お話をするうちに実際問題何が必要なのか、わかってきた。それがこちら。

・入試対策の勉強
・英語の論文を読めるくらいの英語力
・人類学に対する基礎的で総合的な知識
・人類学へのモチベーション
・自分の問いを洗練させていくこと(文献・調査など)

これはとても納得できた。「大学」の意味がわかっていなかった高校生の時より、何でそれが必要なのかをものすごく理解できた。それは、入試を突破した先に有意義に時間を過ごすためなのだ。

③自分のやってきたことを整理する
わたしは、自分で本を作ってみた。先生からも自らも活動しながら研究することは、いいことだ、とお褒めいただいた。実際にその一部を先生にお渡しし、それによって今回は話をスムーズに進ませることができた。

自分がどういうことをしてきたのか、見つめ直すためであり、自分で自分を意味づけてみようと思った本づくり。実際にその試みは成功し、かなり自分の整理をすることができた。もし気力と、仲間がいるなら、本を作ることをお勧めする。冊子くらいの薄いものでもいい。(わたしがそうだった)もっというなら、A4のコピー用紙に書いてみるだけでもいいかもしれない。そうすることで、かなり整理できる。うまく書けなくてもいい、何度も書き直す。わたしも4、5回くらい同じ話を書いている。なんとか書いてまとめたもの。それが自分の現在地である。

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