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ネット上の「朝ドラ感想」問題、あと大河ドラマ「いだてん」の話

いや「問題」ってわけじゃないんだが。

NHKの「朝ドラ」って、月~金の帯でやってるんでしょ。
だから、同じドラマの感想を、ほとんど毎日、X(ツイッター)上で読まされることになるんですよね。

「あまちゃん」がめちゃくちゃ流行ってたときなんか、朝、「あまちゃん」を観て感想書いて、昼間の再放送でまた「あまちゃん」をもう一度見て感想を書く、という人がいて、正直、気が狂いそうだった(「あまちゃん」ブームに乗り切れなかった私。一回も観たことない)。

ちなみに、ネット上のあまりにも「あまちゃん感想」の多さに、
「ウソのあまちゃん感想」
をささやかな抵抗として書いていたのだが、あまちゃんファンの知人は単なるノイズとして私の「ウソあまちゃん感想」を迷惑がっていたらしい。

「あまちゃん」から同じ脚本家が手がけた「いだてん」の話になるが、「あまちゃん」が大ヒットした流れで、大河ドラマ「いだてん」の脚本がクドカンに決まったのだろう。
それなりに期待されたドラマだったと思うが、東京オリンピックに対する反対意見が世論として多かったのと、新型コロナ禍の中で開催されたこと、そもそも大河ドラマ視聴者は「近現代史」に興味が薄いことなどから、まったく話題にならなかった。

「いだてん」を全話観た私から言わせてもらうと、「いだてん」というドラマは本当にチャレンジブルで、
「スポーツに興味を持っていない視聴者に、どのように興味を持たせるか」がテーマだった。

スポーツマンガは、多少なりとも「スポーツあるある」が理解できる人たちが読者の前提になっているのだが(「シゴキ」的な「無理」を、勝つためには回避しづらい、というようなことも含め)、「いだてん」にはそういう「わかってるよね?」という「前提」がないところから始まっている、貴重なスポーツドラマだったのだ。

だからこそ、「落語や演芸などとスポーツに共通点を見出す」という趣向があったのだが、大半の人は「いだてん」の本質を理解しないまま終わった。

しかし、最近の「朝ドラ」には本当に興味がない。
「ゲゲゲの女房」以来、観ていない(「ゲゲゲの女房」は面白かった。映画版も観たし)。
「ゲゲゲの女房」は2000年放送だから、もう24年も前なのである!!!!!

辛い……。トシとってつらい。

最近、

「トシとってつらい」

ということしか考えていない。

もう、

「タイムマシンに乗って、昔のまいんちゃんと結婚したい」

とか書いて、気持ち悪がられるくらいしか、初老の男は世間に注目されることがないんですよ。

あ、別にまいんちゃんと結婚したいとは思っていません。

こういうことをふざけて書くと、本気でイジってくるバカがいるんでいちおう書いておきます。
ナメんなよ。

バズーカ砲でブッ飛ばすぞ。

話戻るけど、朝ドラ興味ねぇ~!!
視聴習慣がないから、どうしようもないんだよ。

ごめんね、好きな人たち……。

おしまい



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