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きっと未来は明るい、いや明るくしていくんだ【2030年】

どうも。書くンジャーズの西嶋です。

「書くンジャーズ」は、現在10数名ものアクティブなメンバーがいる「noteを毎日書くチーム」。

毎週「書くテーマ」が変わり、そのテーマに沿って書くメンバーが日替わりで配信しています◎

今週のテーマ

さて、今週のテーマは【2030年】

これから約10年後の未来どのようになっていくんだろうか?

Society5.0という言葉からあるように、急速に社会は発展していっている。

Society 5.0とは、AIやIoT、ロボット、ビッグデータなどの革新技術をあらゆる産業や社会に取り入れることによりする実現する新たな未来社会の姿です。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、人類社会発展の歴史における5番目の新しい社会の姿とも言えるでしょう。
​この未来社会では、健康・医療、農業・食料、環境・気候変動、エネルギー、安全・防災、人やジェンダーの平等などの様々な社会的課題の解決とともに、国や人種、年齢、性別を越えて必要な人に、必要なモノ・サービスが、必要なだけ届く快適な暮らしが実現します。

必要なモノ・サービスが、必要なだけ届く快適な暮らし=誰もが幸せな社会になるのだろうか?

社会が発展するにつれて、豊かになっているようにみえるが悩みを抱えて自殺している人は、厚生労働省のデータによると昭和の時代に比べると増えている。

その大きな要因は教育にあるとぼくは考える。正解がある教育の在り方と、正解がない社会がつながっておらず、急に社会に放り出される。

前々から言われているけれど、変化が激しく答えがどんどん変わっていくなかでそろそろ変わらないとまずい。

では、2030年はどのような教育の姿となっているのだろうか?

今回は、『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』という本の教育の章で紹介された内容から2030年にどのような未来が待っているのかを考えていきたい。

自律を促す教育

画一的な教育は終わる。ユネスコの推計では2030年には世界で6900万人の教師が不足するという。

未来をつくっていく子どもたちの2億6300万人の子どもたちが基本教育を受けられないらしい。

え、まずいじゃんと思ったわけなんだけど、そうでもないみたい。

MITのメディアラボの創設者のニコラス・ネグロポンテがエチオピアである実験が2012年に行った。

タブレットを配布して初歩的な学習ゲーム、映画、本などがあらかじめ入ったものを読み書きができない子どもたちしてどうなるのかを試してみたそうだ。

「子供たちは箱で遊ぶんじゃないか、と思っていました。だが4分も経たないうちに、一人が箱を開け、しかも電源スイッチを見つけ、電源を入れた。5日後には子供たちは1日あたり平均47個のアプリを遣うようになっていた。2週間後には村中でABCの歌を唄っていた。そして5ヵ月にはアンドロイド(のオペレーティングシステム)をハッキングしたのです」
~中略~
ネグロポンテのエチオピアの実験の成果は、それ以上だった。「すべての子供にノートパソコンを」チームが胸をおどらせたのは、タブレットが自律的学習をうながし、クリエイティビティを解き放ったためではあるが、それ以上にそうした能力を解き放てるほど子供たちがテクノロジーを使いこなしていたことに感動したという。

ぼくは、この内容を読んで驚愕した。教育者いらないじゃないかと。

大人が与える教育ではなく、自分が好きなことで試しながら伸びていく。

今回のタブレットが好奇心をそそり自律を促したように、社会や町全体に学びたい要素が散りばめられていて、ドラクエのように魅力的な大人に話しかけたりしていくといいなと感じた。

社会がどんどん変わっていくなかで、自律は今のAIを活用しながら、大人やコーディネーターであったり、よき理解者としてコーチのような役割を担う人のような未来となっていく気がする。

VRとAIが共感力も道徳も増幅させる

VRを組み合わせることによってさらに、好奇心は高めていく。

ひと昔前のエジプトへ社会科見学に行けたりするだけでなく、VRで高齢ホームレス女性と過ごしたりするなかで、ホームレスに対する共感は大幅に深まるとのこと。

VRは仮想世界だけでなく、現実世界における気持ちや行動も変える。別の言葉で言えば、VRはまったく新しいタイプの道徳教育を生み出す可能性がある。

ぼくはAIによって、統計学的に導き出された正解に従うような未来を恐れていたが、きっと人間性を失わないような未来を考えていくのだろうと希望を抱いた。

どんな未来を描くか

ここで大事なのは、そのようなテクノロジーの進化がなされた先にどのような未来をつくっていきたいかだ。

そのためにこのようなちょっとした先の未来を知りながら、どんな社会であるといいか?を考えていく必要がある。

そして、資本主義に関する書物を読んだときに、思ったのは物理なものを生み出してきたけど資本がなくなりつつあるので、これからは精神やデータへのアプローチがなされていくではないか?と予測されていた。

その時に、ハックされないように自己認知力をあげて、自分がどう在りたいかをしっかりと握っておくことが欠かせない気がする。

あとは、誰かが未来をつくってれるという期待ではなく、自分がその未来に関わっていきたい。

ぼくたちの今をつくってくれた人たちがバトンをつないでくれたように、つなぎたいし、変わりゆく世界を楽しんでいきたい。

未来はつくっていけるから。

以上、2030年の未来を考えていきました。


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