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発信力は武器になる。「時を稼ぐ男」

こんにちは。

前から気になっていた、青汁王子こと三崎優太さんの著書「時を稼ぐ男」を図書館で見つけたので、早速借りて読んでみました。

波乱万丈の人生が赤裸々に語られていて、とてもスリリングな本です。
中でも印象に残った言葉がいくつかあります。

まず1つ目は、大前提として「ビジネスとは市場を奪い合う戦争である」という言葉。
ビジネスマンの方には当たり前に聞こえる言葉かもしれませんが、
まともな社会経験を送ってこなかった自分にとってはガーンと来る言葉でした。
三崎さんの仕事にかける真剣な姿勢が垣間見える言葉です。
それが根底にあるからこそ、例え裁判で起訴されても、SNSで心無い誹謗中傷にあっても、めげずに立ち上がれてこれたのでしょう。
決して並大抵のことではないと思いますが、クールなルックスの裏にはきっと血のにじむような泥臭い努力があったのだと思うと、勝手にですが少し親近感が湧いてきました。

また、なぜ三崎さんが手がけたフルーツ青汁が成功できたのか、という理由についてもすごく納得がいきました。
それは、味がすごくよかったというのも一因だと思いますが、何よりもマーケティングの成功だと筆者は説きます。まだネット広告が一般的ではなかった時代に、過去にアフィリエイトで成功した実績のあった著者はそのノウハウを応用する形で青汁の広告戦略を打ち立てます。それが見事に当たったのです!
すごく先見の明がある方だと思いました。
アフィリエイトには私はあまり詳しくありませんが、簡単に稼げるジャンルではないと思っています。ここでも相当な試行錯誤を重ねて、フルーツ青汁を大成功へと導いていったんだろうなと想像しました。

そして、最速で成功するにはブランド力をつけるのが重要だと記されていて、これにも非常に感銘を受けました。
ブランド力とは、価格やスペック競争にさらされることなく、「あなたの商品を買いたい!」と指名されるような能力です。

自分の商品やサービスをブランド化するのは容易ではありませんが、まずは何よりも知名度を上げることが大事だと筆者は説きます。
特にネットの世界では、知名度がなければ存在しないのと同じとまで言われ、だからこそ皆ツイッターやインスタグラムのフォロワーを増やすことに躍起になっていたりしますよね。

個人的には、フォロワーの数も大事ですが、それよりも熱心なファンがある程度継続していてくれる状態が理想かなと思っています。
もちろん多いに越したことはありませんが、数を気にし始めると自分の発信がブレたりメンタルにもよくなさそうな気がするので。

本書を読んで、三崎さんがなぜYouTubeの発信にすごく力を入れているのかがよく分かりました。発信力は武器になる。それを身をもって体現されている方なんだと思いました。

私自身は、このnoteや自分のブログ(下記参照)でこれからも地道に発信を続けていきたいと思っています!
気になった方は、「にしブログ」の方にも遊びに来てもらえると嬉しいです^^





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