見出し画像

#64 フリーランスに必要な知力とは

おはようございます。

#43で、フリーランスに必要な力は、①知力、②気力、③体力の3つとしましたが、今日は、その一つ、知力について日頃考えてることをお伝えしたいと思います。

お付き合い下さい。

私は知力を、①知識と見識、②実践と経験、そして③再現性の3つと考えています。

知識は、知見、物知り、博識、専門知識などの知っていることの量と質。

そして、知識はインプットが作る。

インプットとは、読む、見る、聞く、感じる、この4つ。

この中で1番大切だと思っているのは「感じる」

見たり聞いたりしても、何かインスパイアを受けなければ、見て聞いて、それで終わる。

例えば、海外旅行に行って、入国の手続きに並ぶ時、面倒だなと感じていれば何も残らない。

それが、どんな人達が並んでるのか、何分掛かったのか、改善点は無いのか、そんなふうに意識を研ぎ澄ましていれば得るものは大きい。

感じれば何かしらの気付きや発見や反省やパッションがある。

この知識や経験は、他との比較による分析や知見に変わる。

でも、知識を蓄える方法は、どうしても読書、勉強、学習と理解されがち。

「本を読みなさい」とよく言われるのもそのせい?

でも、私はほとんど本は読むことはない。

見ることを中心に動く。

知見

それが自分の知識を蓄える1番の方法だと思うから。

これは人によって違う。

読むこと、見ること、聞くこと

人によって得意不得意があるからそれぞれ。

そして、知り得た知識や見識を今度は知見に変える。

知見とは、知識や経験から本質を見抜く目や胆力

知識は、単に知っているだけで無く、実践し自らの経験としなければ頭でっかち。

だからやってみる。

自らで経験し自らのものにする。

次にそれを体系的に構造化して一般化する。

知識と見識

実践と経験

体系化、構造化、一般化

この順番が出来て初めて再現性が担保できる。

私のセミナーの構成は全て、この順序で作られている。

一度きりの経験や実績を伝えるのでは、再現性は無いし、それこそ、たまたまうまくいっただけかもしれないし、周囲の環境が作用して成功したのかもしれない。

それを聞く人が皆自分に置き換えて実践出来るフレームワークに落とし込むことが知見の共有になる。

経験の共有では無い。

知力とは、自分が評価するものでは無く、他者が評価するもの。

相手が欲しい知見を共有することがフリーランスにとっては1番大切。

仏教用語には智見と言う言葉がある。

物事を正しく理解する力

これを磨くことが知力につながるのだと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?