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【ホロスコープ】絶好期の読み方

今回は、ホロスコープの絶好期を読み解くための主要なポイントについて解説します。


①木星と土星のトランジット

木星のトランジット


木星は拡大と成長の象徴です。

約12年かけて黄道帯を一周するため、その移動が示す影響は、個人の成長や拡張の大きな機会をもたらします。

1. ハウスによる影響

木星がネイタルチャートの各ハウスを通過する時、そのハウスが象徴する生活領域で幸運や拡大をもたらします。

例えば、2ハウスを通過する時は財務状況が向上しやすく、7ハウスを通過する時は人間関係やパートナーシップで好機が訪れます。

 
2. アスペクトによる影響

木星がネイタルの重要なプラネットと好意的なアスペクト(トライン、セクスタイル)を形成する時は、そのプラネットが表す特質や活動が順調に進み、成功や幸運を引き寄せる時期です。

土星のトランジット


土星は構築と実現の象徴で、約29.5年で黄道帯を一周します。

土星のトランジットは、しばしば試練や努力を必要としますが、長期的な安定や成果を築くための基礎を形成します。

1.ハウスによる影響

土星がネイタルチャートのハウスを通過する時、そのハウスが象徴する領域で責任や義務が増え、成熟や自己制御が求められます。

例えば、10ハウスを通過する時はキャリアでの地位や責任が増し、成果が試される時期です。
 

2.アスペクトによる影響

土星がネイタルのプラネットとコンジャンクション(合)、スクエア(四分)、オポジション(反対)を形成する時は、挑戦や制限を経て成長する時期ですが、セクスタイルやトラインの場合は安定した努力が実を結びます。

②プログレス(進行)チャート


プログレスドチャートは、個人の内面的な成長と進化を映し出します。特に進行太陽と月の動きは、人生の重要な転機を示す指標となります。

進行太陽の影響

進行太陽が新しい星座に入る時は、人格や自己表現において新たな章が始まることを示します。

進行太陽がネイタルチャートの重要なアスペクトを形成する時は、外部の世界での自己実現が促され、重要なイベントや決断が必要になる時です。

進行月の影響

進行月は感情的な反応や安心感を象徴します。

進行月が新しい星座に入ると、感情やニーズに変化が生じ、進行月がネイタルのプラネットとアスペクトを形成する時は、内面世界での重要な感情的な動きがあります。

③太陽のサインが変わる時期


太陽のサインが変わる時期は、その人の基本的なエネルギーや活動性が自然と高まる時です。

特に自分の太陽サインが太陽によって照らされる季節には、全体的な幸運や活力が増します。


季節の影響

獅子座の人が夏に活動的になるように、各サインの人は自分のサインの季節に自信やエネルギーを感じやすく、自己表現や新しいプロジェクトを始めるのに最適な時期です。

④トランジットの惑星とネイタルのハウス


トランジットする惑星がネイタルチャートのハウスを通過する時、そのハウスに関連する生活の領域で顕著な出来事が起こります。


重要なハウスのトランジット

1ハウス(自己表現、身体)、4ハウス(家庭、根源)、7ハウス(対人関係、契約)、10ハウス(社会的地位、キャリア)のトランジットは特に重要です。
 
ハウスごとの影響

1ハウスを通過する時は自己イメージや体調に変化があり、4ハウスでは家庭や心の基盤に関する事柄がクローズアップされ、7ハウスではパートナーシップが焦点となり、10ハウスでは職業や社会的評価がテーマになります。


これらのポイントを理解し、ホロスコープの全体像を見ることで、より良い時期を見極め、絶好期を最大限に活用することが可能です。

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