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【残念なレンタル彼女】受け取り下手さんへ愛を込めて

モデル/レンタル彼女PREMIUM/心理カウンセラー/結婚相談所助手/イラストレーター/西岡まゆ(@mayu_rkp)です。

さて、以前「依存と自立」に関して扱ってきましたが、「自立さんは受け取れない」と言った記事をアップした後、
お客さまからある一通のメールをいただきました。

「自分が人に何かを与えることはできるのだけど、会社のメンバーや年老いた親が何かをしてくれることに対してとても申し訳なさを感じます。会社でも親でも、相手も大変だとわかるからこそ余計に辛く思えてしまいます」

なるほどなるほど…
このお客様は確かに、ミスター気配り!という程の素晴らしい思いやりをもち、優しい方であります。
「わーい」と受け取る前にまず「相手に負担にならないかな?」と考えられることは優しさゆえの素晴らしい考えだと思います。
でも、その思いやりが強すぎてとても苦しくなってしまっているようです。

私が思うに、結構こういった方は多いのではないかと推測しますし、私自身そのように思うこと、実は結構あります。
そこで、自分に置き換えてちょっと掘り下げて考えてみました。

ひょっとして上記のように考えてしまう人って
「相手の迷惑になるのが怖い」
「相手にがっかりされるのが怖い」

そんな恐れを抱いていませんか?

人の迷惑になるのが怖いから、相手の負担を慮り善意を受け取れないケース
また、「自分も同じだけのことを相手にしなくてはいけないが、自分には同じようにはできない」と思っているケース

この気持ち、私もめちゃくちゃ、首がもげるほど同意なんですが、でもまず一旦その気持ちを置いておいて、相手の気持ちにフォーカスしてみませんか?
この質問の場合、会社のメンバーや親御さんが
「本当は嫌なんだよね~、でも、ここで恩を売っておけばいつか返してもらえるよね」
と思って、それをしてくれたでしょうか?

もちろん、そんな意地の悪い思いが透けて見えたり、見返りを求められていると感じた時は堂々と遠慮したっていいと思うのです。
ですが、「自分の子にこれくらいしてあげたい」とか「いつも頑張ってくれているから自分も協力したい」という気持ちでいたのではないでしょうか?

例えばあなたの大切な人が欲しがっているものを、ちょっと残業やアルバイトを増やして頑張って稼いで買ってあげることができたとしましょう。
それを渡した時
「こんなにあなたに負担になることしないで」
と思われたら、すごく寂しくないですか?残業してでも、アルバイトを増やしてでも、相手の為に「してあげたい」からしたんですもんね。
相手の「すごい!コレが欲しかったんだ!ありがとう!」が見たくて、あなたは頑張れたのではないですか?

「愛情を与えられるのは慣れてないよ」「自分が与える側のほうが気が楽だよ」と思うかもしれませんが、
私もこの歳になって少しずつですが「感謝して受け取る」ことで相手の気持ちを大事に尊重することができることって否応にしてあると思うのです。
「愛する」というと、ついつい相手に何かしてあげることが愛のように思ってしまいがちですが、
相手がしてくれていることにありがとうと受け取ってあげられること
相手が愛してくれていることに気がついてあげられること
そんな愛し方も確実に存在します。

でもそう考えたら、この愛し方も決して受動的ではなく能動的な愛し方だと思いませんか?

「受け取ることで与えるだなんて信じられない!」と思うかもしれませんが、相手の負担になったり迷惑になるのが怖い…と悩んでいる人にこそ
今度からは新しい愛し方を覚えていってほしいなと思っています。
「受け取る愛し方」はレンタル彼女でもバッチリリハビリすることが可能ですよ!
そうしていつか、受け取ることで相手に与えられている自分に気付いて、自分をもっともっと愛せるようになってくださいね!

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