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Dリーグというプロダンスの試合が始まりました

2021年1月10日に日本発・世界初のプロダンスリーグが始まりました

半年の間で試合をして総得点で優勝が決まるみたいな感じです。細かいルールや採点方法などはわかりませんがダンサーにとっては一つ明るいニュースではないでしょうか?選択の余地があるだけ幸せですね!

今日は外野の意見として軽く見た感想を書いてみたいと思います

優勝賞金が大きい

シーズンを通して戦い、勝った時の賞金が3,000万円、賞金総額が5,000万円とこれまでにダンサーが聞いたこともないような金額ではないでしょうか?確かに世間を知ってる人が聞いたら「え?そんなもんなの?」となるでしょうが1年目としては素晴らしいと思います。2年目がもしあれば上がっていくでしょう

コンテスト形式である

戦う方式としては一般人もまだ見慣れているチームダンスの形式。ここに色々ダンサーしか楽しめないものが入ってきたりするとこれはこれで一般層が離れるかもなので普通のダンスコンテストにしたのはプラスに働くか?

ここまで出ているメンバーが豪華なのも珍しいと思います

審査員にアーティストや演出家もいる

初回はMIYAVIが参加。いきなり満点も飛び出す(M1でもほとんど出ない)

ダンサージャッジもしっかりいてせいじさんとホリエさんが審査。一般人はコメントに対して理解はできていなかったようだが、ダンス界では普通のことで当たり障りのない上手なコメントはさすがだったと思います

かなりのボリュームのライブ

ダンスコンテストなのにそれ以上の視聴者をライブで稼ぐという素晴らしい集客力を発揮。こういう活動がダンスを広める活動に一役買うのか?今後に注目ではないでしょうか?

ダンサーが自分をレペゼン出来る時間がある

パフォーマンス時間以上の時間を審査員コメントとダンサー、監督へのインタビューで割くという画期的な構成。ダンスだけでは伝えることが出来ない部分も話すことで伝わったか。ダンサーの喋り適性は議論があるでしょうが贅沢な時間ではないでしょうか?

背伸びをしていなかった

[一般人に向けてわかりやすいように]と思って気負ってしまうとややもすると派手な技やネタにはしりがちなものですが、今回はほとんどのチームが素で勝負をしていたと感じました。ストリートダンサーらしく無理に着飾らずいつも通りの自分達を表現していたのではないでしょうか?地上波向けなら演出は必要ですが視聴者もそこまで多くなくコアなアングラ層なのでこれで正解なのでしょうね

MCもフレッシュだった

とても良い声だった。本来ダンスイベントのMCはもっと砕けているのが普通ですがいわゆるプロの 司会 の人を使うことで一般の人にも聞きやすいことに。まだ不慣れなのかホリエさんが画面に出ている時に黒須さんの紹介になったりはあったが聞きやすい声だった。良い意味でストリートらしさが消えて一般の人向きになっていたのではないでしょうか

レベルは当然ハイレベルだった

全員がプロということでレベルは高い。もちろんJAPAN DANCE DELIGHTに出るような昔からの家族のような絆のあるアマチュアダンスチームには見劣りはするが個々の能力が高いので一般の人も楽しめたのではないでしょうか?

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そして優勝はセガサミー。キャンドゥーがリーダーでBOBBYさんが監督のチームでした。おめでとうございます!



何よりもこのプロリーグの特徴はそれぞれがどこかの企業に所属し、その看板を背負って戦っていること。これが素晴らしいことじゃないでしょうか?今までは僕たちみたいないわゆる古い世代はこういう企業はどちらかと言えば [ ストリートダンスを理解してくれない人たち ] と認識していたものです。それが今やこんな大企業がサポートしてくれているのですね

年俸も1,000万円を越えるダンサーもいるとか。素晴らしいです。しかも15歳からもプロになれるこの間口の広さが良いですよね?

皆さんも暇な人はぜひDリーグを見て盛り上がりましょう!


ここからはガチ勢の人だけどうぞ


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