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魔法の言葉 〜やったもん勝ち?〜

「すみません最近更新が滞っていまして反省をしております」

「すみません入浴中のところを。あのコチラの書類なんですが」

「すみません財布から1万円抜いてしまいました」

「すみません今日気分が乗らないのでレッスン休校にします」



すみません



最近いろんな若者と仕事で触れ合うのですがこの魔法の言葉に振り回されることが多いです

[ すみません ]

すみません
【済みません】

《連語》骨を折らせたり世話を掛けたりする(した)時その労をねぎらい、迷惑を掛けた時わびる言い方。


この言葉さえ言っておけばどんな内容でも許される

とでも解釈しているのか?と思ってしまうほどおかしな報告をしてくる若者が明らかに増えています。もちろんSNSの発達によって具現化されただけである可能性が高いとは思うのですが、まずは言いにくくなる前に相談するのが後のトラブルを防ぐという意味でも有効であるのですが。。。

新年一発目はこの魔法の言葉について考察していこうと思います


保険ではない

責任のある立場にいる人間が総じて持つ感覚が

[ 謝罪をしなくていい仕事 ]

これは必ず考えて動いています。まずこれを覚えましょう

とりあえずどんな事をしてもすみませんと言ってさえいれば後で周りに事情を聞かれた時に「ちゃんと謝ったのにあの人は許してくれなかった」と言えるとでも思っているのでしょうか?

私からすると謝るという事は [責任を認めた] ということなのか?と思ってしまいます。もちろん[ご迷惑をおかけしてしまっています]という気持ちを率直に現した言葉であるのでしょうがそもそもそういう状況にならない努力をしているとは思えない人に限ってよく使います

すみませんという言葉は保険ではありません。いつでも失敗したとしてもすみませんとさえ言えば誰でもどんな事でも許してくれていつでも新たなチャンスをもらえる、再出発出来ると考え違いしている若者が多いです

完全に間違いです

すみませんと言わないで済むように努力を重ねましょう

もちろんすみませんにも「Excuse me」と同じように2つの意味があります

気遣いのすみませんは社会を円滑に回しますが謝罪のすみませんはなるべく使わないようにしたいものです

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使ってはいけない実例集

「すみません起きたら体調が悪くて今日休んで良いですか?」

本当なら大丈夫ですが、前日クラブに行っていたのをinstagramで生徒たちにも見られている状態での先生からの連絡につき完全にアウトです

「すみません○○日に仕事が入ったので発表会は生徒だけの参加で大丈夫ですか?」

発表会はアナタにとって仕事ではないのですか?生徒は大事なお客様ではないのでしょうか?自分のチャンスだという事は理解はしますが賛同は出来ません。こういう意識で仕事をやっているとどんな仕事でも辛いことがあると他に逃げます

「すみません親が体調を崩して私が就職することになったのでレッスンやめたいです。今までありがとうございました」

早めに相談をしてください。その可能性があるとわかった時点で声をかけておいてくれれば対応が出来るのですが、いきなり事後報告だと急過ぎて対応できないです。大体若い世代は体調とか親のことを言っておけばやめさせるしかないだろう?とタカを括っています。大人は「そんな事情なんて誰でも一つや二つあるもの」ともちろん認識しています。アウトです

まとめ

いかがでしたか?

少し厳しく感じたでしょうが生徒の側から後で聞く話は生々しいものです。大人は結果をシビアに見ます。最もらしい理由をつけて、結果的にめちゃくちゃ休む、遅刻が多い先生は信用なんてされないものです

いいわけが多い、謝罪が多い、人に頭を下げ続ける人生は楽しいでしょうか?


私の考える魔法の言葉

すみません


使うなら気遣いで使いたいものですね



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