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【続】北海道のド田舎から、これからの在り方を発信する小さな会社の挑戦<Part2>

これが最後か、次が最後になる予定です。

なんならこれもPart1で終わるのがムズムズするので引っ張り出して書いてみたくらいのもの。
ま、なんやかんやで書いていたら熱が入ってくるんですけどね。

こんな始まりでいいか。

NEW HUMBER オープンしました。

へんてこだ。かわいい。

ホームページもできました。

なんならオープンして一か月が経ちました。

計画から振り返るとあっという間の3年間でした。
なんて全然思っていなくて珍しがられるんですけどまあ一日が長い。
とても得している気分です。

「やる?」「やりましょう!」
そんな感じで始まったクラウドファンディングもなんとか目標金額達成。
盛大にふざけたリターンもよろこんでいただけてうれしいです。
リアルクラファンも開催中なのでぜひCAMPFIREのページを見て気になるリターンがあればお申し込みを。

なかなか言葉が出てこない日にここは書いているのでリズミカルにラクして書いてみました。本当は長文好き男です。

飲食店って表現が難しくて来店人数は計算しにくいし売上額を公表するのは生々しい。ただ思ったより4月はたくさんの方々に来ていただきうれしい悲鳴がありつつまだまだやれるという実感も湧いた。
なのでちょうどよかった4月なんだなきっと。
ゴールデンウィーク前半は忙しくなくやっぱり人が来るまちではなく出ていく町なんだと実感させられた。悔しいな。腹立つな。自分たちが頑張らないと。そんな使命感に駆られている。
後半は少しお待たせしてしまって申し訳ないというくらいたくさんの方に来ていただきました。
ひさしぶりに会った地元の同級生に照れくさくなったのは内緒です。

宿泊はボチボチ、でもゴールデンウィーク後半は満室。湧別に来たい人がいるんだって驚き。反対されたけどやってよかった。笑
飲みたいから泊まりたいって人には少しだけリーズナブルにできたらいいななんて妄想も。

やってよかった。
いろんな方の声を聴いてこころからそう思えた。美味いメシをつくるだけなんてやりたくないしただの泊まる場所とも思われたくない。湧別の”いつも”をつくるというテーマに沿って価値を届けていかんば。
現実は甘くない。
仕事は種まき。長い目で見る。ずっと意識しているけど目の前の現実と向き合うのが経営であり商い。大船に乗りたいなんて勘違いして乗船したメンバーは幸いないが、沈まないけど自分が船員としてこの船にいていいんだ、いたいと思ってもらえる船をつくる。
そのためには厳しいことも伝える。そのほころびを放っておくと簡単にほつれてバラバラになる。修復することのめんどくささは痛いほど分かる。だからチームづくりにこだわるんだ。

これがリアルです。いま田舎で飲食店やるなんてバカだ。立地がいいとか有名店の看板がついているとかが無ければ負け戦。だからこそ頭がちぎれるほど考えて、パワーで押し切って、下馬評を覆して勝ち残る。敵はいつも自分とコントロールできない社会情勢。抗ったろう。やったろう。

5月からはパブスタイル営業がスタート。社員たちは止めたのにやるみたいで。なんでもやりたかったことだからだそう。お昼もオモシロいけどやっぱりお酒があるほうが話は弾む。こころも顔も緩む。隙がすきになるためのきっかけになる。あいだを取り持つ準備は万全でございます。
ひとりでしっぽりも大丈夫。話しかけんなよってときは自分もあるので分かる。そういうときは一声おかけくださいまし。
あくまでもpublic houseなので公共の社交場。これを湧別につくりたかったんだ。その色はブラせないのでよろしくどうぞ。

あと、敷居が高くてみたいな風のうわさが聞こえてきたので答えますが中に入ったらそんなことないです。敷居が高いお客さんのほうが浮きます。昔の梁があって懐かしい感じもあり、アイアン素材のインテリアで職人さんが作業服で居ることも違和感がなく、床もピカピカにしないで気楽に入れるようにと細かいところこだわってます。
イメージは西村組(親会社・地元の建設会社)の社員が当たり前にホームだと思っていられる場所。そう考えたら敷居なんて高くなるわけがない。昼から瓶ビールでもハイボールでも飲んで、からあげとポテトを手で食べてっての感じ。

タコ焼きパーティーも漁師さん、学校の先生、西村組の社員など思い描いていた人が集まってくれた。

6月には大好きなドット道東メンバーとリリースイベントなんて堅苦しいものではない集まってワイワイしましょうの会。そのうち立ち上げメンバーの苦労秘話トークイベント。みんな来てほしいな。

ちゅーことで、最終回かその一個前のしたため、おわり。

NEW HUMBERポーズ覚えてね。

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