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受験、試験にまつわる話【キャリコンサロン編集部】

毎週決まったお題に沿って書くnote投稿活動。
さて、今週のお題は受験、試験とのことですね。

私にとって受験と言えば、直近ではキャリアコンサルタントの試験です。
直近とは言っても、もう10年前の話なのですが。

それはともかく、この試験には筆記試験と実技試験があり、双方の対策が必要です。

筆記試験については、もう教科書を読む、頭に叩き込む、それだけです(とは言っても還暦近い老体にとってはこれも苦難でしたが・・・)が、面接試験がまた問題でした。

面接試験では、面接官の前でキャリアコンサルタント役として相談者に面談する10分間のロープレをやります。

養成講座に通って何度も練習をしていく中で、私の悪い癖が分かってきて、それを修正しないと合格できないことが分かってきました。

それは、「質問を考えてしまう」ということです。

これは私の職業病であることが分かっていました。
長年人事で面接官をやっていたので、「何を質問するか?」とつい考えてしまうのです。

試験が近くなるにつれ、当時通っていた対策講座の講師の指導に基づいて、

「質問をするな。伝え返しに徹せよ」

と何度も自分に言い聞かせて試験本番に臨みました。

もちろん、面談で質問をしてはいけないなどということは実際にはないのですが、私にとってはそれくらいの心構えでちょうど良かったのです。

で、試験においては本当に伝え返しに徹しました。

その結果、見事に堂々巡りにはまり、良くある撃沈パターンにはまった!と思って、がっくし肩を落として帰宅したのです。

でも、信じられないことに結果は合格でした。

何故あれで合格できたのか。
後で思い返したのですが、やはり私が質問を考えることをせず伝え返しに徹したことが、面接官に伝わっていたのだろうと思うのです。

10分間のロープレ(ちなみに今は15分間に変更されています)では、具体的に何らかの結果を出すことは望まれません。

「何ができたか?」というよりも、「何をやろうとしていたか?」が見られるのだと思います。

面接後の口頭試問は、その「何をやろうとしていたか」を弁明する機会を与えられるとも言えます。

私は口頭試問ではあまりのショックで何を聞かれたか何を答えたか全く憶えていないのですが、結果として合格できたということは、きっと自分は何をやろうとしていたが、どう上手く行かなかったかということが話せたのだろうと思うのです。

しかし今思い出してもヒヤヒヤな試験でした。
もう二度とやりたくありません!(笑)

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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