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2024/4/28、全日リーグ(U-12)第3-4節@当山小学校

先週に引き続いてU-12は地域リーグに参戦、今月のテーマである取り組む姿勢の改善はもちろんとして、前節は1敗1分けだったため、何とか今節は今シーズン初勝利を勝ち取りたいところ。はたして結果はいかに。



■今節の新たな取り組み

今節からベンチメンバーにスコアブックをつけてもらうことにしました。とりあえずポジションの記録とシュート数の記録ぐらいからですが、選手たちが記録しやすく発見を得られやすいように、また習熟度に合わせて内容を充実させていきたいですね。

ところで、選手たちにポジションを用紙に記録してもらったところ、あぁそういう風に理解してるんだ(=3ラインが、そういう理解だったのか!)、という発見があって面白かったです。3-3-1のつもりだったけど、多くの選手たちの頭の中では、3-1-3だったみたいです。どうりで話が通じないわけだ、と妙に納得してしまいました。

スコアブックも含め、試合への取り組み方を着々と改善してきていますが、今日も試合ではあんまり声が出ませんでしたね。声をかけたほうがよい、という意識はありながら声が出せてない、出そうとしても出せない、ということ自体は理解しているようです。自分では出してるつもり(でも小さい)という子もいたり。自分たちで設定した目標なので、何か成長を促す方法があればよいのですが、待つことも大事ですかね。


■第3節:1-2 vs 西原東

集合前に結構な雨が降っていたのでピッチコンディションどうかなぁ、と心配していましたが、やはり結構な水たまりが出来ていました。そんな状態でも試合させていただけるのは有り難いですね。時間通りに集合して、あらかじめ計画しておいたスケジュールを確認します。

時間通りに集合するも、自分たちでミーティング始めたりというのは、まだ慣れないみたいですね。誰かが声を掛ける、動き出すのを待っているような雰囲気がぎこちなくて、この先の改善に期待です。

この日のスタメンは、
GK:きりゅう
DF:こうが、けんじろう、たける
MF:ひろと、かいり、はるき
FW:きょう

まだまだ試合慣れしていない新チーム、この試合も攻守の組み立てがバラバラで前半から苦戦が続きます。コーナーキックから失点を許し、ハーフタイムには下を向いてベンチに戻ってきます。ぬかるんだピッチコンディションにも苦戦しているようですが、いまいちど目標を確認して後半に臨みます。

後半、ゴールキックからの連携ミスで更に失点しますが、直後に4年生のひろとが前線でボールを奪ってそのままゴール。相変わらず、キレのある動きで魅了します。試合はそのまま、1-2で終了。そこまで圧倒されたわけではありませんが、まぁ自分たちが何をしたいかのイメージもこれから作っていくので、今はこんな感じでしょうか。


■第4節:5-0 vs 港川B

決定が試合直前になってしまいましたが、この試合では3バックではなく、2バックの布陣を試してみることにしました。2-3-2のシステムですね。相手がBチームということもあり、ディフェンスを固めるよりも、前線の人数を増やすことで、いろんな攻撃のパターンを試してみよう、という感じです。

GK:しゅうと(3年生!)
DF:こうが、はるひ
MF:しんり、けんじろう、りひと
FW:こう、ごうき

思惑通り、序盤から積極的に攻勢をかけます。2トップもしっかり前線での守備を頑張って、4年生ごうきがボールを奪って、そのまま先制点を決めます。相手GKがとてもよくてフィニッシュの精度はいまいちでしたが、サイドのスペースを使った崩しなど攻撃のイメージは共有できていた部分が多かったようです。こうがの良いフィードが目立ちました。このあたりは去年の6年生の置き土産かなぁ、という印象です。

3年生GKのしゅうとも、臆することなく守備に参加できていました。味方DFからのバックパスを、リスク回避優先でダイレクトに蹴り返すか、いったんトラップして相手FWを引き付けて味方の数的優位を作ってからパスを出すか、そのあたりの判断が難しい部分もあったかもしれませんが、ちゃんと観て判断している様子が伺えたのが素晴らしいです。

後半、メンバーをガラッと変えて更に攻勢を強めていきます。自陣から相手陣地へボールを進めていくビルドアップの段階と、アタッキングサード(=相手ゴール前)でゴールを奪いにいく段階と、それぞれ何を優先するかがチーム内で共有できると良いですね。

6年生は相手ゴール前でボールを持つと焦ってシュートをうってしまい、ちゃんと蹴れなかったり、眼の前にゴールがあるのに枠を外してしまったり。かたや、4年生のごうき/ひろとは、とても落ち着いていてGKの位置を見極めたシュートが打てたり、シュートコースがなければ持ち直したり、ということができています。このあたり、みらいサッカースクールの育成力の素晴らしさですかね。

結果、前半に1得点、後半に4得点、失点ゼロで勝利することができました。内容はどうあれ、今シーズン公式戦初勝利でしたが、とくに喜ぶ様子もなさそうだったのは、やはり自分たちの目標が達成できていないから?


■プレーの振り返り

vs 西原東


前半
13:43 CKから失点

後半
5:25 けんじろうのFKをGKが弾いたところに、かいりが詰めるがシュートは枠の外へ。かいりの器用さがあれば、ワントラップしてDFとGKを外してからのシュートでも良かった?

8:55 相手カウンターに対するGKの立ち位置の悪さ(高すぎる)、外れたシュートへの反応の鈍さを改善したい

10:20 こうがのインターセプトから、こうのシュートまで

11:30 GKの位置が高すぎる

12:15 自陣ゴールキックからの連携を奪われ失点。GKのインサイドキックの質の悪さ。あれだけ相手が前にきていれば、かいりが空くのでそこに出せばよかった。こうがが受けたあとの、けんじろうのパスコースを作る気の無さ。

13:20 前線でボールを奪ったひろとが、華麗なドリブルから見事にフィニッシュ。きょうが、しっかり詰めていてゴールに入ったボールをすぐに拾って戻ってきたのも素晴らしい動きだった。

vs 港川B

前半

1:59 けんじろう中盤で奪ってドリブル突破するもシュートはGKに阻まれる

2:15 ごうき、後ろからのパスをうけて反転からドリブル突破、GKに阻まれる

2:55 こぼれ球を、こう詰めるもシュートは枠の外へ

3:35 ごうき、相手DFが処理をミスしたボールに反応して、GKの位置を見て冷静にゴールへ流し込む

4:50 けんじろうが嫌な奪われ方をするも、こうがが素早く帰陣してパスカット。華麗なファーストタッチから、しんりの前のスペースに美しいパス。しんりのシュートも良かったけど、相手GKのファインセーブに阻まれる。

5:35 こぼれ球をけんじろうがロングシュート、枠の外へ。

9:40 こうが、パスカットからしっかり観てしんりへのパス、素晴らしいセンス

13:10 こう、狭い隙間をすりぬけるドリブルは武器になりつつあるが、シュートをしっかり蹴れるようになりたい

後半
0:25 かいりのパスが通って、きょうがドリブルで独走、GKもかわして見事なシュート

1:35 けんじろうが前線で奪って、かいりにパス。かいりの受け方は良かったけど、顔が上がらず選択肢が狭まった?

2:10 たけるの粘り強い守備から、パスはけんじろうへ。けんじろうは色んな選択肢があったはずだが、パスを選択。きょうへのパスミスかと思ったら、ひろとが見えてたみたいですね。きょうは、相手の近くでパスを待つだけだと厳しいですね。

2:50 かいりの見事なドリブル突破から、きょうがマイナスへボールを呼び込んで決定機となるも、きょうの左足から放たれたシュートはクロスバーを越えていきました。しっかりボールを見てインサイドで蹴ればよかった?

3:20 相手ゴールキックの連携の乱れからきょうがボール奪取、ゴール前にいたけんじろうにパスを出してフィニッシュ

4:55 自陣左サイドでボール奪ったあと、右サイドを駆け上がるひろとへ、けんじろうがサイドチェンジのパス。きょうが、前線のスペースへしっかり走り込むのをみて、ひろとが絶妙のパス。そのまま持ち上がったきょうがしっかりゴール。かいりがしっかり反応して、最後まで中へ詰めていて、ゴールしたボールをすぐに回収したのも素晴らしかった。

7:00 ハーフライン過ぎたあたりでボールを奪ったひろとが、そのままドリブルで突き進んで冷静にフィニッシュ、ものすごい推進力

8:10 相手GKが自陣ゴール前まで飛んできたときのシーン。きりゅうもたけるも、守備の準備が全くできていない。何が原則?

13:18 このあと20秒ぐらい、こうの必死のディフェンスが素晴らしいです。抜かれそうになっても手を伸ばして前に行かせない、何度切り替えされても粘り強いステップでついていく、クロスがあがりそうになればしっかりブロック。先週の練習で落とし込んでいたところが実践できていて、とても素晴らしかったです。

15:12 たけるのディフェンス、しっかり中を切りながら、相手からボールが離れたタイミンで体を入れる、これも基本が出来ていて素晴らしいです

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