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組織の本質とは。

台湾出張の経験を通して
組織とは何かが少し分かった気がした。

単なる数字や業績の良し悪しではなく、
もっと根本的に組織に大切なもの。

それは、
人と人との信頼。

台湾企業の忘年会を視察したが
その場の空気や圧倒的な熱量は
日本の企業と明確な違いがあった。



特に目についたのは
世代間の厚い信頼関係だった。

30~40代の幹部たちが60代の経営層と肩を組み、
和気あいあいと酒を酌み交わす姿が印象的だった。

文化の違いがあるので
日本で同じことは難しいかもしれないが
単なる職務上の関係を超えた深い絆を感じた。

台湾企業の方と話をしていると
信頼が芽生える仕組みがあった。

年長者は若手に権限と責任を率先して委譲し、
若手は年長者の顔を潰さないようにと、
その責任を全うするように努める。

万が一、失敗をしたとしても
年長者がカバーして指導をしっかり行う。

このような信頼と協力の文化は
一人ひとりが成長しやすく
強固な信頼関係が構築できる基盤になる。



一方、日本では企業や人にもよるが
年長者が責任や権限の委譲を渋る
傾向やイメージがある。

そして責任という言葉に免疫がない若手は
重要かつ責任が伴う仕事やポジションから
逃れようとする傾向にある。

そんなことをしていても
人は育たないし、信頼関係も構築できない。
当然、強い組織は作れない。



組織の力とは、
単に個々の能力の積み重ね以上のものだ。

人間関係を深め、
互いに支え合う文化が育つことで、
組織全体が強くなる。

さらに信頼と協力の精神が組織を強くし、
その力は計り知れないものになる。

あらためて信頼の大切さを
肌で感じることが出来た出張だった。


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