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厚労省・61~44歳の男性へ「来年3月末までに、無料の『風しん抗体検査』を受けて…」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年5月9日(木)第1218号*****

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厚労省・61~44歳の男性へ「来年3月末までに、無料の『風しん抗体検査』を受けて…」
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 風しん対策として、厚労省は現在「昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(=61~44歳の男性)」を対象に来年3月末まで、原則無料で「抗体検査」と「予防接種」を受けることができる「追加的対策」を実施している。

 この61~44歳の男性は、これまでに予防接種法に基づく定期接種を受ける機会がなく「抗体保有率が他の世代に比べて低い(約80%)」と指摘されている。同じ世代の女性は中学生の時に、風しんの予防接種を受ける機会があったため抗体保有率は96.7%。

 このため厚労省は、来年3月末までに「対象世代の男性の抗体保有率を90%に引き上げる」との目標を掲げており、ホームページの「風しんの追加的対策」の内容を昨日(5月8日)更新した。

 「追加的対策」の期限が残り1年を切ったことで、厚労省は「市区町村から配布される『クーポン券』で、まずは無料の『抗体検査』を受けて欲しい」と呼びかけている=画像・厚労省HPより

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