不足がちなミネラル・ビタミンを、あなたは何から摂っていますか
栄養素で、
・たんぱく質
・炭水化物
・脂質
は、現代の食生活で不足することは少ない。
不足しがちなのはビタミンとミネラルです。
ビタミンとミネラルは何で摂るのか。
野菜や果物や植物(まれに肉)ですが、その食物中のビタミンとミネラル自体が大幅に減少しているのです。
特に野菜はスカスカです。
あるべき環境では、野菜は土壌から60種類以上のミネラルをとりいれます。
その土壌が、長年の化学肥料使用から、チッソ・カリウム・リンだけになってゆく。
その3種類は最低限必要で、かつコストが安いからです。
農作物は農薬だけが問題ではありません。
結果として、土壌のミネラルはスカスカになります。
ほうれん草は50年前の1/10、ニンジンは40年前の1/5などなど。
つまり、昔必要だった野菜の何十倍も食べ続けなければ、ミネラルとビタミンは不足するということです。
かと言って、私はそんな効率重視の農業を否定はしません。
経済的理由と生産性を求めることを、”豊かな社会”では受け入れなくてはいけないからです。
天然の食材、無農薬野菜・果物はコストがかかります。
何よりも、人は豊かになると色々な食事を楽しみたいのです。
和食、イタリアン、フレンチ、スペイン、東南アジア、中華、インド等々。
だからこそ、そう言った見かけだけの食べものを受け入れざる負えないのが現実でしょう。
それが、物質的に恵まれた”現代”に生きるということです。
そんな環境でも、人は100歳まで健康でなくてはいけません。
どうすればいいのか。
結論は、なるべくミネラルとビタミンを摂る食事(頻度と量)を心がける。
それでも難しければ、補助食品(サプリメント)から栄養を補給することで病気を予防することです。
米国への30年間の流通視察で、驚くことのひとつに、ドラッグストアーのサプリメント種類の多さが半端ないことです。
陳列線で日本のドラッグストアの3倍〜5倍はあります。
それは、日常の食事だけでは大きな身体を維持できないことを意味します。
米国では、子供の頃から、サプリメントについての学校教育を受けていることも理由です。
話は変わりますが・・・ドリンクなどで、「レモン何十個分」のビタミンCとか宣伝しますが、そもそもレモンにはビタミンCは少ない。
宣伝の材料としてのビタミンカラーでインパクトがあるだけです。
なおかつ、合成ビタミンCであれば吸収率も少ない。
日本人は海藻からビタミンCを摂ってきた。
「レタス何個分」といって植物繊維が多いように宣伝していますが、イモの1/4です。
「イモ何個分」というよりレタスの方が刷り込まれたイメージがいいだけです。
このような例は数えきれないほどあります。
ミネラルとビタミンを摂ると言えば、現代の日本人は「サラダ」と連想しがちですが、歴史的に考察すれば日本人には不適当です。(詳細は過去投稿をご覧下さい)
野菜は、焼いたり、炒めたり、蒸したり、湯掻いたり、茹でたりして食べることで沢山摂り入れることが可能です。
ビタミンなら果物を食べたら良いということも間違っています。
現代の甘すぎる果物は、糖が多すぎて(日本人の)体に深刻な悪影響があるからです。
100年人生を健康に過ごすには、大手メディアに騙されることなく、正しい健康知識を得なければいけません。
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