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米国住宅価格の下落の始まり 〜金利2倍の7.79%〜

米国の住宅価格は、昨年のFRBの利上げから、市場の金利の上昇に遅れて現れる”遅行指標”です。

2020年、2021年の3%台から、2倍以上の金利です。

住宅ローンの利払いが、徐々に2倍以上になっていく。

2022年米国の新築住宅は64万戸。

ローン金利の下げで価格が上がり、上げで価格が下がる市場です。

住宅ローンの金利は、変動金利の切り替えの時期か借り換えの時期が来ない限り上がりません。

現在、米商務省が発表したデータによると、新築住宅の価格は17.6%下がった。

新築住宅は、新しい固定金利7.79%で買うからです。

日本は、変動金利が80%ですが、米国は変動金利が少ない。

一方、年間500万戸〜600万戸が買われる中古住宅であっても、新規ローンを組めば金利は7%超となる。

そうして、米国の住宅価格が下がってゆきます。

物価が下がらないことから、FRBの金利下げも見通しが不透明になってきた。

すでに、昨年から商業用不動産の価格はリモートの普及による空室率の上昇とIT関連企業の大規模リストラにより暴落中です。

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